大阪・関西万博 ハンガリーパビリオン建設に静岡企業参画!橋本組が世界へ技術力発信

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静岡の企業が大阪・関西万博「ハンガリーパビリオン」建設に参画!世界へ技術力を発信

株式会社橋本組(本社:静岡県焼津市、代表取締役:橋本真典)は、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)のハンガリーパビリオン建設工事に参画することが決定しました。同社は、ハンガリーの建設会社Bayer Construct Zrt、株式会社綜企画設計とともに、建設工事を受注しました。

今回のプロジェクトにより、万博参加国が自前で建てる「タイプA」55カ国中の1つに静岡県内企業が関わることとなります。

地方企業の挑戦 – 世界レベルのプロジェクトへの意気込み

静岡県焼津市の中小企業である株式会社橋本組にとって、世界規模のイベントである万博に関わることは非常に稀な機会です。同社は、今回のプロジェクトを単なるビジネスを超えて、「世界レベルのプロジェクトに参加する」という社員の誇りとなるものと捉えています。地方から日本の未来を形づくる大きな一歩になると確信しています。

万博を取り巻く課題への取り組み

近年、2025年大阪万博では建設コストの増大や運営面での課題が懸念されています。株式会社橋本組も、工事を進める中で、厳しい工期、複雑な大規模工事の進行、さらには人員の不足といった課題に直面しています。しかし、同社は社員教育・研修を通じて培ってきた技術力と、前向きな社風を武器に、これらの課題克服に積極的に取り組んでいます。

1970年の大阪万博で味わった感動を、今の子供たちにも届けたいという情熱を原動力に、プロジェクトの成功を目指し、社会全体に夢と希望、そして自信を広げていきたいと考えています。

ハンガリーパビリオン – 草原と森をテーマにした魅力的な空間

ハンガリーパビリオンは、ハンガリーの草原の植物に囲まれた空間から森を象徴する建物の中へと入っていく、自然と文化が融合した空間です。民謡から着想を得たデザインの展示エリアでは、ハンガリーの伝統文化を学ぶことができます。ドーム内のプロジェクション技術を用いたステージでは、没入型イベントが毎日開催され、その他ギフトショップやハンガリーの食を体験できるバー・レストランなどがあります。

株式会社橋本組 – 地域貢献と事業拡大への意欲

株式会社橋本組は、静岡県焼津市に本社を構える創業102年の総合建設会社です。公共・民間建設事業に加え、デベロッパー事業、生コンクリートの製造販売、新しい概念の住宅づくりにも取り組んでいます。

地域社会への貢献を拡大させると共に、従業員ファーストの考えに基づいた「トリプル1,000」の目標達成を目指し、万博による世界との繋がりを足掛かりに、静岡から世界へと事業拡大や体制構築を進めていきます。

最先端技術と革新的な手法による効率化

株式会社橋本組は、ハンガリーパビリオン建設において、最先端技術と革新的な手法を積極的に導入することで、工事の効率化と課題解決に取り組んでいます。

  • 三次元CADの活用: 設備図面を視覚的に提示することで、限られた時間の中でもスムーズな検討と情報共有を実現しました。
  • プレキャストコンクリート(PC)の採用: 地下階の鉄筋コンクリート壁の約8割をPC化することで、工程を約2週間短縮しました。
  • 軽量気泡コンクリート(ALC)パネルの採用: 地上部の床と壁にALCパネルを使用することで、建物の軽量化と施工効率の向上を実現しました。
  • ICTツールの導入: 「eYACHO」「sitebox」「buildee」などのICTツールを導入することで、業務効率を向上させ、人員不足への対応を図りました。

株式会社橋本組の取り組みが示すもの

株式会社橋本組の大阪・関西万博「ハンガリーパビリオン」建設への参画は、地方企業が世界レベルのプロジェクトに挑戦し、技術力と革新性を世界に発信する好例と言えます。同社の積極的な取り組みは、地域経済の活性化にも大きく貢献すると期待されます。

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