新電元「見せない普通充電器」、施工パートナーの高島とともに大阪・関西万博運営参加サプライヤーとして協賛
2024年現在、新電元工業株式会社(以下、新電元工業)と高島株式会社(以下、高島)は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の運営参加サプライヤーとして、会場運営関係者および業務用車両駐車エリアへのEV充電器の設置と保守を提供することが決定しています。
万博会場における充電環境整備
大阪・関西万博の開催期間中、会場内には新電元工業が製造・販売するEV用「見せない普通充電器 PM-CS09シリーズ」が、高島による工事で設置されます。この充電設備は、運営スタッフの通勤車両や営業車両、警護人員の移動用車両など、関係者の車両に対し24時間体制で充電環境を提供することを目的としています。
新電元工業株式会社:パワーエレクトロニクスメーカー
新電元工業は、テレビや照明などの家電製品に使われるパワー半導体(ダイオード、電源制御IC)や、自動車・バイクの車載電装品などを主力とするパワーエレクトロニクスメーカーです。電源システム機器の開発に特化し、高効率・最適設計を追求。EV市場においては、90kWや150kWクラスの充電器をいち早く提供し、最新EVの充電体験のアップデートに貢献してきました。「エネルギーの変換効率を極限まで追求することにより、人類と社会に貢献する」という企業ミッションのもと、脱炭素社会の実現に貢献する製品の創造に取り組んでいます。
高島株式会社:機能商社としての貢献
高島は、「事業を通じて社会に貢献する」という企業使命を掲げ、建材事業、産業資材事業、電子・デバイス事業などを展開する商社です。単なる中間流通の担い手ではなく、保有する様々な機能を付加したソリューションを提供しています。今回の万博への協賛では、グループ会社である新エネルギー流通システム株式会社と協業し、充電器の設置工事を行います。高島は、機能を付加したソリューションを提供する「機能商社」として、脱炭素社会の実現に貢献していく姿勢を示しています。
大阪・関西万博の概要
2025年4月13日から10月13日まで大阪市で開催される大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとしています。 新電元工業と高島によるEV充電器の提供は、このテーマに沿った持続可能なインフラ整備の一環として位置付けられます。
協業による万博への貢献
新電元工業の技術力と高島の施工能力を組み合わせた今回の協業は、大阪・関西万博の円滑な運営に大きく貢献すると期待されています。 24時間体制での充電環境の提供は、万博関係者の業務効率向上や、環境負荷軽減に繋がるものと見込まれます。 両社の取り組みは、今後のEVインフラ整備においても重要な事例となる可能性があります。
まとめ
新電元工業と高島は、大阪・関西万博の運営参加サプライヤーとして、EV充電器の設置・保守を行うことで、万博の成功に貢献します。 新電元工業の「見せない普通充電器」と高島の施工能力の組み合わせは、万博関係者にとって重要な充電インフラを提供し、脱炭素社会への取り組みを促進する役割を果たすと期待されます。 この取り組みは、今後のEVインフラ整備における重要な事例となるでしょう。


