大阪万博:シンガポールパビリオン完成!1.7万枚のディスク輝く赤い球体

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シンガポールパビリオン、ドリーム・スフィア(赤い球体)の外観が完成、約1万7千枚以上のディスクが施されたサステナブルでユニークなデザイン

2024年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシンガポールパビリオンのドリーム・スフィア(赤い球体)の外観が、2024年11月27日に完成しました。 シンガポール政府観光局とオン・エンチュアン駐日シンガポール共和国大使が発表しました。

高さ約17メートルの赤い球体であるドリーム・スフィアは、2024年1月10日に着工し、約1万7千枚のリサイクルアルミニウム製ディスクで覆われています。最後のディスクの取り付けにより、着工から10ヶ月半で外観が完成しました。

オン・エンチュアン大使は、ドリーム・スフィア完成の喜びを表明し、シンガポールを象徴する「小さな赤い点(Little Red Dot)」からの着想、イノベーティブ、サステナブル、レジリエントなシティ・イン・ネイチャー(自然の中の都市)としてのシンガポールを体現するデザインであると述べました。 また、安全かつ効率的に工事を進めてくれたパートナー企業への感謝の意も表明しました。現在、展示の設置や内装工事など、万博開幕に向けた準備が進められています。

大使はさらに、アート、テクノロジー、サステイナビリティが融合した特別な体験を提供できることを光栄に思い、シンガポール・グリーンプラン2030のようなイニシアチブや、持続可能な未来に向けたビジョンを紹介する場、国を超えたコラボレーションのプラットフォームとしての機能を期待すると述べました。

DPアーキテクツ CEOシア・チー・ホアンは、持続可能で住みやすい未来の実現可能性を訴え、シンガポールパビリオンのデザインがその理念を示しているとコメントしました。 リサイクル素材のディスク使用による年間約70トンの二酸化炭素削減(約2,500本の樹木の吸収量に相当)、屋上太陽光発電パネルによる約15,000kWhの発電(電気自動車77台が1,000km走行するのに十分な電力量)、植物展示部分の点滴灌漑による水の使用量60%削減(1日あたり500mlペットボトル2,800本分に相当)といったサステナビリティへの取り組みについて説明しました。

展示について

シンガポールパビリオンは「ゆめ・つなぐ・みらい(英語:Where Dreams take Shape)」をテーマに掲げ、来場者がシンガポールとともに夢の可能性を探求し、未来を築くきっかけとなる場所を目指しています。複数のシンガポール人アーティストによる没入型アートインスタレーションで、五感を刺激するデザインとなっています。

ドリーム・スフィアを中心とした物語は3つの章で構成されています。

Chapter 1: ジェロルド・チョンのパステル調アニメーションで始まる物語は、シンガポールの人々が世代を超えて夢見てきた帰属、成長、繁栄の場所を表現しています。メリッサ・タンとアシュリー・ヨーによる繊細な切り紙を使ったアートインスタレーションが、シティ・イン・ネイチャーとしてのシンガポールの発展を伝えます。

Chapter 2: 人々と動植物の共存を追求するシンガポールの都市づくりを紹介する章です。アシュリー・ヨーのペーパーアートとジェロルド・チョンの映像が、持続可能な共生への取り組みを表現しています。 ズル・マハムードによるサウンド・インスタレーションが、電動オルゴールと雲を模した天井装飾で幻想的な音と光の体験を提供します。

Chapter 3: ドリーム・スフィアの内側で、来場者が参加型のインタラクティブ展示を楽しむ章です。(詳細は2025年1月下旬以降発表予定)

その他、カフェ、バー、物販スペース、アーティストのパフォーミングプログラムなども予定されています。

シンガポール政府観光局について

シンガポール政府観光局は、シンガポール通商産業省に所属する政府機関です。シンガポールの観光促進と観光資源の開発に従事しており、海外に20の支局と5つのマーケティング・オフィスを展開しています。日本には1973年に東京オフィスを設立しました。

本記事の情報は、提供されたプレスリリースに基づいて作成されています。

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