大阪・関西万博:フィンランドのサンタクロース、北欧パビリオンのクリスマスツリー点灯式に参加
2024年12月4日(水)、大阪・関西万博の北欧パビリオンでクリスマスツリーの点灯式が開催されました。このイベントには、フィンランドからサンタクロースとタンヤ・ヤースケライネン大使が参加しました。
フィンランドからのサンタクロースと大使による点灯式
デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの北欧5カ国からなる北欧パビリオンは、12月4日よりクリスマスツリーを設置し、その点灯式を行いました。フィンエアーは40年以上にわたりサンタクロースの公式エアラインを務めており、フィンランド北部を拠点とするサンタクロースを世界各地へ運んでいます。今年は、大阪・関西万博の北欧パビリオンにサンタクロースが来日しました。
サンタクロースは、「世界中の子どもたちが、クリスマスの喜びと心の中に灯る光を楽しめることを願っています。この点灯式は単なるツリーの点灯ではなく、協力し合い、喜びや笑顔を広め、文化を超えた感動を共有することで、クリスマスの季節の魔法を表わすものです」とコメントしました。
フィンランドのタンヤ・ヤースケライネン大使は、信頼と協力の重要性を強調し、それが2025年大阪・関西万博での北欧パビリオンのコンセプトの中核であると述べました。「共通の目標に向けて協力することで、私たちは非常に遠くまで進むことができます。すべての人々にとって明るく持続可能な未来を目指しています。そして、このクリスマスツリーの灯りを分かち合うことは、国境を越えた団結への呼びかけでもあります」と語りました。さらに、「フィンランドはサンタ、サウナ、そしてシス()という『3S』を持つ幸福な国です。これらが来年、万博を訪れるすべての人も楽しんでもらえること願っています」と付け加えました。 シスは、厳しい状況で発揮されるしなやかな精神性、困難に立ち向かう勇敢さ、忍耐などを指す「フィンランド魂」を表すフィンランド語です。
北欧パビリオンのコンセプト「Nordic Circle」
北欧パビリオンのコンセプトである「Nordic Circle(ノルディック・サークル)」は、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、大阪・関西万博を通して日本を始めとする世界各国とさらに良い未来を作っていきたいという北欧の想いが込められています。北欧パビリオンの前に設置されたクリスマスツリーは、クリスマス当日まで、夢洲の建設中の大阪・関西万博会場を照らします。
北欧パビリオンについて
北欧5カ国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)からなるタイプAのパビリオンです。北欧5カ国パビリオンの万博参加は、2025年で3回目となります。2025年の大阪・関西万博では「ノルディック・サークル~北欧と共に、より良い明日へ~」をコンセプトに、北欧5カ国がより良い未来に向かって世界をリードするテクノロジー、イノベーション、サステイナビリティの3つの分野での先進的な取り組みをご紹介します。
公式ウェブサイト

(企業情報は本文中に軽く触れられており、詳細は割愛します。)
まとめ
2024年12月4日、フィンランドから来日したサンタクロースとフィンランド大使が、大阪・関西万博の北欧パビリオンでクリスマスツリーの点灯式に参加しました。このイベントは、北欧パビリオンのコンセプト「Nordic Circle」を体現するものであり、2025年の万博開催に向けた期待を高めるものとなりました。


