1970年の想いを次の万博へ！2024年：大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンのサイエンスブース アテンダントユニフォーム完成
株式会社サイエンスは、2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンにて、「ミライ人間洗濯機」、「宇宙シャワー」を出展します。この度、同社のブースのアテンダントユニフォームが完成しました。
1970年大阪万博 サンヨー館コンパニオンユニフォームの継承
サイエンスの「ミライ人間洗濯機」は、1970年大阪万博で展示されたサンヨー館「ウルトラソニックバス（通称：人間洗濯機）」の未来型として、2025年大阪・関西万博に出展されます。1970年万博のウルトラソニックバスは、当時出展されたもののうち、唯一社会実装されなかったものとして記憶されています。「ミライ人間洗濯機」の開発・製造には、「ウルトラソニックバス」の技術開発者の山谷英二氏と、デザイナーの上田マナツ氏が技術アドバイザーとして協力しています。社会実装されなかった想いを2025年万博につなげるべく、「ミライ人間洗濯機」のアテンダントユニフォームは、1970年万博のサンヨー館コンパニオンユニフォームのデザインを継承しています。鮮やかな黄色の色彩とレトロな雰囲気を漂わせる大きめのボタンなどは、元のデザインの特徴を保ちながら現代的な要素を取り入れたデザインに仕上がっています。
デザインのこだわり
サイエンスのアテンダントユニフォームは、1970年万博のユニフォームデザインを継承し、過去から現在、そして未来へとつながるイメージをテーマとしています。素材には、ストレッチ性が高く動きやすさを重視したジャージーを採用。この素材は、遮熱や紫外線防止、吸水速乾など、日本の暑さに対応できる機能性を備えています。また、環境に配慮したリサイクル原料を使用した素材を採用しています。レディースのトップスは、短めの着丈とボリュームを持たせた袖の組み合わせにより、スタイルを良く見せながら女性らしい優しいニュアンスを表現しています。袖は肩部分で着脱可能な仕様になっているため、季節問わず着用者が柔軟に寒暖差に対応できます。ボトムスはウエストゴムのイージーパンツ仕様で、年齢・性別問わず着用できるユニセックスなデザインになっています。
カラー展開は、「ミライ人間洗濯機」アテンダント用が1970年万博のユニフォームと同色の黄色、「ミライのヘルスケアゾーン」アテンダント用が宇宙から見た「地球」をイメージしたブルー、サイエンス作業員用が無彩色のグレーの3色です。
カラー展開、着用対象者
- 黄色：サイエンス 「ミライ人間洗濯機」展示ブース アテンダント
- ブルー：「ミライのヘルスケアゾーン」サイエンスブース アテンダント
- グレー：サイエンス 作業員
アテンダントユニフォーム概要
- 名称：株式会社サイエンス アテンダントユニフォーム
- ユニフォームアイテム：長袖ジャケット（袖は着脱可能）、パンツ、帽子
- 製作会社：株式会社アトリエアッシュ
- デザインコンセプト：1970年万博サンヨー館のコンパニオンユニフォームを現代的にデザイン。「地球」「宇宙」をイメージしたカラー展開
- 採用素材：ポリエステルダンボールニット、ポリエステルポンチ
- 機能性：2way ストレッチ、遮熱、紫外線防止、吸水速乾など
クリエイティブディレクター/デザイナー 大野陽史氏のコメント
1970年万博のユニフォームデザインを継承しながらも、その時代にはない要素、セットアップジャージーで構成されたユニフォーム、テクノロジーの進化による様々な機能性、環境に配慮したサスティナブルな素材、エイジレス、ジェンダーレスな観点を持ったアイテムなど、表面的には見えない“過去から未来への時間の経過”をデザインの要素に組み込んだ想いをこのユニフォームを通して感じていただけたらと思います。
株式会社サイエンスについて
株式会社サイエンスは、ファインバブルを独自の技術で効率よく吐水する「ミラブルテクノロジー」を多種多様な分野に導入し、人々の暮らしをより豊かにすることを目的としています。本社は大阪市淀川区に所在します。
まとめ
2025年大阪・関西万博における株式会社サイエンスの大阪ヘルスケアパビリオン出展に際し、1970年大阪万博のサンヨー館コンパニオンユニフォームをモチーフとしたアテンダントユニフォームが完成しました。現代的な機能性とサステナビリティを考慮したデザインは、過去から未来への繋がりを感じさせる仕上がりとなっています。
