2025年大阪・関西万博に向けたJR西日本の取り組み:万博来場者の混雑緩和を目指した手荷物預かりサービス強化
2025年4月開幕の大阪・関西万博に向けて、JR西日本グループは来場者の利便性向上と安全確保を最優先に、アクセス輸送における取り組みを強化しています。その一環として、万博来場者の混雑緩和を目指した手荷物預かりサービスの拡充が発表されました。
駅施設における手荷物預かり機能の強化
JR西日本は、大阪駅と新大阪駅における手荷物預かり機能を強化します。現在、両駅合わせて約4,000個の手荷物預かり容量がありますが、繁忙期には不足することが課題となっています。このため、最大約3,000個の容量拡大を行い、合計7,000個の容量を確保することで、預かり機能を強化します。
この強化は、2025年4月、大阪・関西万博の開幕までに開始される予定です。
手荷物預かり所の詳細
料金:
2025年4月1日~10月31日の期間は、下記の料金で利用可能です。(具体的な料金は記載されていません)
所在地と営業時間:
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大阪駅:
- Crosta大阪(https://osaka.handsfree-japan.com/):営業時間 9:00~20:00
- 臨時一時預かり所(うめきた地下口):営業時間 9:00~20:00予定 (※改札外)
- 構内図:https://www.jr-odekake.net/eki/premises?id=0610130
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新大阪駅:
- Crosta新大阪(https://shinosaka.handsfree-japan.com/):営業時間 9:00~20:00
- 構内図:https://www.jr-odekake.net/eki/premises?id=0610155
コインロッカーや手荷物一時預かり所の空き状況は、以下のWEBサイトで確認できます。
- 大阪駅:https://www.akilocker.biz/mobile/area.html?locationId=JR_OSAKA
- 新大阪駅:https://www.akilocker.biz/mobile/area.html?locationId=JR_SHIN_OSAKA
さらに、利用者の利便性向上のため、キャリーサービス等において事前予約受付システムの導入も検討されています。
その他の取り組み
JR西日本は手荷物預かり機能の強化に加え、以下の取り組みも実施しています。
次世代スマートロッカーを活用した配送サービス
大阪駅、新大阪駅を中心に、次世代スマートロッカーを活用した新たな手荷物配送サービス「pikuraku PORTER(ピクラクポーター)」の実証実験を行っています。万博後も更なる拡大を検討しています。
「pikuraku PORTER」は、駅などに設置されたスマートロッカーに荷物を預けると、当日の夕方までに宿泊先のホテルへ手荷物を配送するサービスです。具体的なご利用方法や設置箇所・サービス内容は、以下のサイトをご確認ください。

駅からホテルへの手荷物配送付き旅行プラン
株式会社日本旅行は、「2025年大阪・関西万博へ行こう!」、「大阪・関西万博プラス1トリップ福井・和歌山・岡山へ行こう!」といった旅行商品において、JR新大阪駅(Crosta新大阪)から宿泊ホテルまで手荷物を配送する片道手荷物配送付プランを発売しています。
免責事項: 上記の情報は発表時点での情報であり、変更となる可能性があります。
まとめ
JR西日本は、2025年大阪・関西万博の来場者向けに、手荷物預かりサービスの強化を含む様々な取り組みを実施することで、スムーズな移動と快適な滞在をサポートすることを目指しています。 これらの施策は、万博期間中の混雑緩和に大きく貢献すると期待されます。