2025年、大阪・関西万博を契機としたECOプロジェクト「脱炭素エキデン365」の取り組み
2025年4月、大阪・関西万博が開幕します。大阪府は、この万博を契機に、民間企業と連携したCO₂排出抑制に取り組むECOプロジェクト「脱炭素エキデン365」を推進しています。本プロジェクトは、株式会社スタジオスポビーとの事業連携協定に基づき、2024年4月14日から実施されています。
「脱炭素エキデン365」企業説明会 2025年2月20日開催
2025年2月20日(木)、大阪府と株式会社スタジオスポビーは、「脱炭素エキデン365」プロジェクトの企業説明会をマイドームおおさかにて開催しました。本説明会では、プロジェクトの詳細と取り組む意義について、大阪府環境農林水産部脱炭素・エネルギー政策課課長 田村友宣氏と株式会社スタジオスポビー代表取締役 夏目恭行氏が登壇し、説明を行いました。
説明会は、15時30分から16時30分まで開催され、参加費は無料でした。説明会の内容は以下の通りです。
(1) 主催者挨拶
(2) 脱炭素エキデン365紹介
「脱炭素エキデン365」プロジェクトの概要
「脱炭素エキデン365」プロジェクトは、大阪・関西万博を契機に、行政と企業が連携し、将来の子どもたちの未来を守るため、脱炭素社会の実現に向けた具体的なアクションの実施・定着を図ることを目的としています。
本プロジェクトでは、個人生活における脱炭素量を計測できるエコライフアプリ「SPOBY(スポビー)」を活用します。アプリを通じて、歩行や自転車での移動、マイボトルの活用、リモートワーク、公共交通機関の利用(「サスティナMOVE」)など、様々な環境アクションによる脱炭素量を見える化し、蓄積された脱炭素スコアはご褒美特典と交換できます。「サスティナMOVE」は、スタジオスポビーが実施する、公共交通機関の積極利用における脱炭素スコアの見える化を図るプロジェクトです。
プロジェクトの主な概要は以下の通りです。
- プロジェクト名: 脱炭素エキデン365
- 実施期間: 2024年4月14日~
- 運営本部: 株式会社スタジオスポビー
- 参画企業: 全国約数百社の民間企業
- 参加者: 参加企業従業員約10万人
- 目標: 1年間で約1000トンのCO₂排出抑制
株式会社スタジオスポビーについて
株式会社スタジオスポビーは、「人の行動変容を促進させ、社会課題を解決する」というビジョンを掲げるソーシャルカンパニーです。2022年5月より、脱炭素と健康を実現するアプリ「SPOBY(スポビー)」のサービス提供を開始しており、環境省・脱炭素先行地域にて国内で唯一採用されています。
大阪・関西万博に向けた取り組み
「脱炭素エキデン365」プロジェクトは、2025年大阪・関西万博を契機に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として位置付けられています。大阪府は、本プロジェクトを通じて、「誇れる大阪」を世界に発信することを目指しています。 本プロジェクトは、個人の意識改革と行動変容を促し、企業と行政の連携によって、脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。
説明会への参加方法
企業説明会への参加を希望される方は、申し込みフォームから登録する必要がありました。(申し込みフォームへのリンクは省略)
まとめ
「脱炭素エキデン365」プロジェクトは、大阪・関西万博開催を機に、大阪府と株式会社スタジオスポビーが連携して推進する、民間企業と連携した大規模な脱炭素化促進プロジェクトです。アプリ「SPOBY」を活用した具体的な取り組みと、その成果が注目されます。

