2025年大阪万博:アルザスワイン産地、世界初出展!

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世界初!アルザスワイン産地、2025年大阪万博に出展

2025年、フランス・アルザス地方がワイン産地として初めて国際博覧会に出展します。その舞台となるのは、2025年大阪・関西万博。アルザスワイン委員会(CIVA)が中心となり、フランスパビリオン内での出展準備を着々と進めています。

歴史的快挙:ワイン産地として初の万博出展

2024年1月23日、フランス大使公邸にて、アルザスワイン産地の大阪万博フランスパビリオンへの出展を祝うレセプションが開催されました。この出展は、ワイン産地が国際博覧会に正式に出展する世界初の試みとして、大きな注目を集めています。

アルザスワイン委員会会長のセルジュ・フライシャー氏は、この歴史的な快挙について、「私たちは、この名誉を大変光栄に思っています。日本とアルザスは経済、観光、文化の各分野で長年にわたり強い関係を築いてきました。160年以上にわたる貿易の歴史を持つ両地域にとって、大阪万博はその絆を深める最高のショーケースになると考えています。また、日本とアルザスは、礼儀正しさ、控えめで丁寧な態度、敬意を払い、時間を守り、勤勉であることといった共通の国民性を持っています。これらの価値観が相互の信頼を育んできました。大阪万博への参加を通じて、フランスの卓越性を表現し、次世代への約束を担い、アルザスワインが地球上でもっとも洗練されたワインであることを示したいと考えています。」とコメントしました。

フィリップ・セトン駐日フランス大使も、アルザスワインの魅力を力強く語りました。「アルザスは偉大なワイン産地です。品種、テロワール、生産者の才能によって生み出されるワインは、唯一無二の存在として世界中の人々に愛されています。リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ピノ・ノワール、ピノ・ブラン、シルヴァネールなど、アルザスの畑が生み出す多様な品種を、日本のみなさんにもぜひ知っていただきたい。ここ数年、アルザスワインは日本市場で着実に成長を続けています。それは、日本の消費者が要求水準が高く、好奇心旺盛で本物志向であり、アルザスワインがその期待に応えられるからです。今回の万博を機に、より多くの日本の皆様にアルザスワインを楽しんでいただきたいと考えています。」

世界トップソムリエ厳選!万博会場で味わえるアルザスワイン

2025年4月13日から10月13日までの6カ月間、大阪万博フランスパビリオン内の「ビストロ・カイザー」では、厳選されたアルザスワインを楽しむことができます。 提供されるのは、合計78ワイナリーのワイン。2週間ごとに6種類のワインをローテーションする予定です。

これらの78種類のワインは、日本へ輸出するアルザス200ワイナリーの中から、世界的に著名なトップソムリエ4名によって厳選されました。

  • セルジュ・デュブス氏(1989年世界最優秀ソムリエコンクール優勝)
  • 田崎真也氏(1995年世界最優秀ソムリエコンクール優勝)
  • 森覚氏(2008年全日本最優秀ソムリエコンクール優勝、2009年アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール優勝)
  • グザヴィエ・チュイザ氏(2022年フランス最優秀ソムリエコンクール優勝、2022 MOF受賞)

ソムリエによる厳正なブラインドテイスティング

1月21日、東京・八芳園にて、4名のソムリエによるワインの選考会が行われました。ブラインドテイスティングの結果、品種ごと、グラン・クリュ、ワインのスタイルごとに厳選されたワインが選ばれました。

それぞれのソムリエのコメントは以下の通りです。

セルジュ・デュブス氏:「アルザスには51のグラン・クリュがあり、その土壌はまるでモザイクのように多様です。この個性豊かな味わいは、和食をはじめ幅広いジャンルの料理とよく合います。」

田崎真也氏:「かつては大衆的なワインに用いられていたシルヴァネールやピノ・ブランの品質が飛躍的に向上し、個性の面白さが表現されるようになっています。白ワインですが、魚介類だけでなく、豚肉や鶏肉ともよく合うでしょう。」

森覚氏:「アルザスワインは酸のバランスが非常に優れています。酸があると料理に合わせやすいので、季節の食材ごとにさまざまな品種を楽しむことができるでしょう。」

グザヴィエ・チュイザ氏:「感動するワインが数多くありました。特にリースリングは、日本酒と同じような透明感を持ち、和食に幅広くマッチすると思います。」(チュイザ氏はKura Master日本酒コンクールの審査委員長も務めています)

特設サイトでアルザスワインの魅力を発信

近日公開予定の特設サイト(www.alsacewineosaka.com)では、大阪万博への想いや、日本とアルザスの心のつながり、出品される78ワイナリーの紹介、アルザスワインに関するビデオや講演、そしてグラン・デスト地域圏の魅力を伝えるコンテンツが提供される予定です。

アルザスワイン委員会について

アルザスワイン委員会は、アルザスワインの振興を目的とした団体です。

まとめ

2025年大阪万博では、世界で初めてワイン産地としてアルザスが公式に出展します。世界トップソムリエが厳選した78種類のアルザスワインを、万博会場で堪能できる機会をお見逃しなく。特設サイトでは、さらに詳しい情報が公開される予定です。

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