大阪万博55周年記念フェスティバル「ツナグフィルム1970」開催レポート:1970年の感動を現代に蘇らせるイマーシブ体験
2025年3月15日、1970年日本万国博覧会(大阪万博)の55周年を記念したフェスティバル「大阪万博55周年記念フェスティバル『ツナグフィルム1970』」が、万博記念公園(大阪府吹田市)にて盛況のうちに幕を閉じました。 本イベントは、株式会社シムディレクトの企画・制作・運営により、大阪府主催のもと開催されました。
1970年の大阪万博をAR技術とイマーシブ演劇で再現
本フェスティバルの最大の特徴は、最新のAR技術を用いて万博記念公園内に1970年の大阪万博の会場やパビリオンを再現したこと、そして、そのARと連動した没入型演劇(イマーシブシアター)を提供したことでしょう。 参加者は、役者と共に万博会場を巡り、まるで1970年にタイムスリップしたかのような感覚で演劇を体験することができました。
イマーシブシアターとは、観客が物語の世界に入り込み、登場人物になったような体験ができる新しいスタイルの演劇です。「イマーシブ(Immersive)」は「没入する」という意味を持ち、観客と役者が同じ空間を共有し、物語を共に作り上げることで、全身でストーリーを楽しむことができる点が魅力です。
イベント概要:無料イベントながら事前申込がおすすめ
「ツナグフィルム1970」は、3月15日(土)と16日(日)の両日、11:00~16:15に、全6公演開催されました。 万博記念公園自然文化園内が舞台となり、参加費は無料でしたが、万博記念公園の入園料は別途必要でした。 事前申し込みを優先とし、事前申し込み者にはオリジナルグッズが(先着順)プレゼントされました。当日参加も可能でした。
イベントは、AR体験「mietARa1970」と、没入型演劇の2本立て。AR体験「mietARa1970」は、2025年3月の公開後、10月まで万博記念公園内で継続実施される予定となっています。さらに、本イベントは、2025年9月予定の大阪・関西万博 大阪ウィーク「(仮称)大阪万博企画展」にも出展される予定です。
イベント詳細:公式サイトとSNSで最新情報を確認
イベントの詳細は、公式サイトで随時更新されました。 公式ハッシュタグ #ツナグフィルム1970 と #mietara1970 を使用して、SNS上でも情報発信が行われました。 イベント内容は予告なく変更される可能性があったため、公式サイトまたはSNSを確認することが推奨されていました。
主催・運営:大阪府と株式会社シムディレクトによる共同開催
本イベントは、大阪府が主催し、株式会社シムディレクトが企画・制作・運営を担当しました。 株式会社シムディレクトは、本イベントを通して、AR技術とイマーシブ演劇を組み合わせた新たなエンターテインメント体験を提供することに注力していました。
お問い合わせ:運営事務局へ
イベントに関するお問い合わせは、大阪万博55周年記念フェスティバル運営事務局(TEL:050-1724-3478(10:00~17:00 土日祝除く)、メールアドレス:55thanniversary-expo70@symdirect.co.jp)まで行うことができました。
まとめ:55周年を祝う、記憶に残る体験
「ツナグフィルム1970」は、1970年の大阪万博の記憶を現代に蘇らせ、新たな技術と表現方法によって、多くの来場者に感動と興奮を提供したイベントでした。 AR技術とイマーシブ演劇の融合は、今後のイベント企画における新たな可能性を示唆するものでした。 無料イベントであったにも関わらず、事前申込によるオリジナルグッズのプレゼントなど、来場者への配慮も感じられる企画でした。 今後の「mietARa1970」の継続実施や「(仮称)大阪万博企画展」への出展にも期待が高まります。
