2025年:万博首長連合と社会構想大学院大学が地域活性化推進協定を締結
2025年、学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学(東京都港区、学長:吉國浩二、以下「本学」)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を起点とした地域活性化推進のため、地域未来社会創造を目指す首長連合(以下「万博首長連合」)と協定を締結しました。この官学連携による協定は、大阪・関西万博の広報活動と、万博首長連合加盟自治体の活性化支援を目的としています。
官学連携による地域活性化の新たなモデル:大阪・関西万博とLOCAL JAPAN展
本協定に基づき、本学の院生・修了生は「LOCAL JAPAN展」の認知拡大に向けたPR施策を検討・提案し、大阪・関西万博の広報活動に貢献します。「LOCAL JAPAN展」は、2025年7月28日~31日に大阪・関西万博会場「WASSE」で開催されるイベントです。全国43自治体が参加し、それぞれの文化、技術、伝統、食、健康、自然などをテーマとした体験型展示を行います。この展示会の成功は、大阪・関西万博のみならず、万博首長連合加盟自治体の観光振興や経済活性化に繋がるものと期待されています。
本学は社会を活性化する人材育成を目的とし、実践的な教育を重視しています。本協定を通して、院生・修了生は実社会プロジェクトへの参加を通じて広報・PR分野の専門知識を活かし、地域課題解決に貢献します。万博首長連合と本学の協力により、大阪万博を契機とした地域創生の新たなモデル構築と、持続可能な地域活性化を目指します。
今後の予定と関係機関
院生、修了生による「LOCAL JAPAN展」の認知拡大に関するPR施策の提案は、3月中旬を予定しています。
【ご参考】
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万博首長連合:全国の市区町村からなる連合体。2021年11月に設立され、2025年2月19日時点で全国670の自治体が加入しています。大阪・関西万博の機運醸成、自治体間の連携促進、企業との共創促進、地域文化の発信、未来づくり支援などを通じて、日本全体の発展と万博レガシー構築を目指しています。「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」、関係省庁等と連携し、大阪・関西万博を契機とした産業振興、観光客受入れ促進等の地域活性化に取り組んでいます。
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LOCAL JAPAN展:特設サイト(URLは省略)
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社会構想大学院大学:2017年開学。学校法人先端教育機構の理念に基づき、社会の一翼を担う人材育成を目指しています。コミュニケーションデザイン研究科(専門職学位「コミュニケーションデザイン修士(専門職)」)、実務教育研究科(専門職学位「実務教育学修士(専門職)」)、社会構想研究科(専門職学位「社会構想修士(専門職)」)を設置しています。
社会構想大学院大学について:詳細
社会構想大学院大学は、コミュニケーションデザイン研究科、実務教育研究科、社会構想研究科の3つの研究科を擁しています。
コミュニケーションデザイン研究科では、組織の理念に基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行できる人材育成を行っています。実務教育研究科では、実践知の体系化による新たな知識確立と社会実装のための教育・人材育成を行い、高度専門職業人を養成しています。そして、2024年4月に開設された社会構想研究科では、社会学の観点から社会の理想像を見定め、実現のための社会・組織のグランドデザインを策定できる専門家、社会的起業による経済活動と社会貢献の好循環を実現できる人材育成を目指しています。
まとめ
本学と万博首長連合による地域活性化推進協定は、大阪・関西万博を成功に導き、同時に万博首長連合加盟自治体の活性化に貢献することを目指す官学連携の取り組みです。「LOCAL JAPAN展」への院生・修了生の積極的な関与が、その具体的な成果として期待されています。この協定は、大阪万博を契機とした新たな地域創生モデルの構築に向けた重要な一歩となるでしょう。

