2025年日本国際博覧会会場にHUBchariシェアサイクルポート設置

2025年4月13日から10月13日までの期間、2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）の会場である夢洲自転車駐車場内に、シェアサイクル「HUBchari」のポートが設置されます。この設置は、HUBchari・大阪バイクシェア連合体によるもので、特定非営利活動法人Homedoorが運営しています。

大阪・関西万博の理念に沿った取り組み

大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、持続可能な社会の実現を目指しています。HUBchariのシェアサイクルポート設置は、二酸化炭素排出量削減に貢献する環境負荷の少ない移動手段を提供することで、万博の理念に合致する取り組みと言えます。来場者の利便性向上にも寄与し、会場内の混雑緩和にも期待が寄せられています。

HUBchariの概要と社会貢献

HUBchariは、認定NPO法人Homedoorが2011年に開始したシェアサイクルサービスです。大阪市内を中心に600カ所以上のポート（大阪バイクシェアとの相互乗り入れポートを含む）を展開しており、地域住民の移動手段を提供しています。Homedoorは「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」という理念のもと、ホームレス支援活動にも取り組んでおり、HUBchariの収益はこれらの活動に活用されています。自転車修理を得意とするホームレスの方々も多く携わっており、社会課題の解決にも貢献しています。

ポート設置概要

提供期間: 2025年4月13日（日）～10月13日（月）
ポート設置場所: 大阪・関西万博会場夢洲自転車駐車場内
駐輪スペース: 60㎡（電動アシスト自転車約50台分）
利用方法: HUBchariの利用方法については、公式ウェブサイト（https://hubchari.com//howto）をご確認ください。

スムーズな来場者移動をサポート

夢洲自転車駐車場内に設置されるポートは、万博期間中の来場者の円滑な移動をサポートする役割を担います。環境に配慮した移動手段を提供することで、持続可能な社会への貢献にもつながります。

Homedoorについて

認定NPO法人Homedoorは、「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」という理念のもと、2010年に設立されました。ホームレスの方々への衣食住の提供や、再出発支援などを行っています。 HUBchariの運営を通して、社会貢献と事業運営を両立させています。

万博開催に向けた取り組み

今回の大阪・関西万博でのシェアサイクルポート設置は、HUBchariによる持続可能な交通手段の普及促進、そして大阪市内における移動の利便性向上に向けた重要な取り組みです。万博の成功に貢献するとともに、社会課題の解決にも寄与することが期待されます。 HUBchariは、大阪・関西万博の開催を機に、更なるサービス向上と普及を目指しています。