大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」:ゼロカーボン電力由来の水素で彩る幻想的なライトアップ
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパナソニックグループパビリオン「ノモの国」では、環境への配慮を強く意識した夜間ライトアップ演出が実施されています。 パナソニックホールディングス株式会社は、ゼロカーボン電力由来の水素で発電した電力を使用し、会期中毎日、日没後から閉館時刻の22時まで、パビリオンを幻想的に照らし出しています。
3月1日には、オーガンジーを施したパビリオンのファサードに照明とミストを組み合わせた、点灯式を兼ねたライトアップ演出が行われました。この演出は、パビリオン建築を手掛けた永山祐子氏による設計に基づいています。
環境配慮と共創活動の融合:持続可能な未来への取り組み
パナソニックグループは、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」に基づき、万博パビリオンにおいて環境への配慮を重視しています。リサイクル材を活用した建築や、地球環境問題解決に貢献する技術の展示に加え、ライトアップ演出においてもゼロカーボン電力由来の水素の活用は、その取り組みの一環として重要な位置づけにあります。
ライトアップ演出は、単なる装飾にとどまりません。パナソニックグループは、万博をきっかけとして子どもたちの想像力を育むことを目指し、開幕前から子どもたちとの共創活動を実施してきました。その成果は、会期中のライトアップ演出にも反映されています。
具体的には、10種類以上のパターンを組み合わせた、色や動きのある演出が毎日行われるほか、1日1回は子どもたちが制作した演出が披露されます。多様な表現が織りなす、変化に富んだ夜間の光景は、「ノモの国」の体験をさらに豊かなものへと高めています。
未来への投資:子どもたちとの継続的な繋がり
パナソニックグループは、「ノモの国」での「Unlock」体験を通して、子どもたちの未来をより豊かにすることを目指しています。万博閉幕後も、子どもたちとつながりを継続するためのオンライン共創プラットフォームなどの活動を通じて、その取り組みを加速させていくとしています。 これは、単なるイベントの一時的な取り組みではなく、持続可能な未来への長期的な投資であることを示しています。
パナソニックグループについて
パナソニックグループは、多様な事業を展開するグローバル企業です。(詳細は割愛)
関連情報
プレスリリース「大阪・関西万博パナソニックグループパビリオン「ノモの国」にてゼロカーボン電力由来の水素を活用したライトアップ演出を実施」(2025年2月28日)
プレスリリース「2025年大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」が竣工」(2025年2月14日)
プレスリリース「NTTアノードエナジーとパナソニック大阪・関西万博で水素サプライチェーンを実装」(2023年7月20日)
まとめ
パナソニックグループは、大阪・関西万博パビリオン「ノモの国」において、ゼロカーボン電力由来の水素を活用したライトアップ演出を実施することで、環境配慮と未来世代への投資を両立させています。 子どもたちとの共創活動を取り入れた演出は、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿った取り組みとして、大きな意義を持つと言えるでしょう。 万博閉幕後も続くオンライン共創プラットフォームは、その取り組みの継続性を示すものであり、持続可能な社会の実現に向けたパナソニックグループの姿勢が明確に示されています。


