1970年大阪万博から2025年大阪・関西万博までの吹田市のあゆみを振り返り、今後のまちづくりを市民と共に議論する『吹田市 歴史×ミライ クロスシンポジウム』開催
2025年3月13日(木)、吹田市はメイシアター小ホールにて、『吹田市 歴史×ミライ クロスシンポジウム』を開催します。2025年大阪・関西万博開催を機に、未来社会の実験場として、社会課題を共有し、市民と共に吹田市の未来について考える、市民参加型のイベントです。
シンポジウム概要:過去と未来を繋ぐ、吹田市のまちづくり
本シンポジウムは、「1970年大阪万博~現代 これまでの吹田のまちづくりを振り返る」をテーマとする第一部と、「2025年大阪・関西万博~未来 これからの吹田のまちづくりの在り方について」をテーマとする第二部の二部構成となっています。
第一部では、吹田市ゆかりの澤木昌典氏と木下光氏が登壇。1970年大阪万博から現代までの吹田市のまちづくりの歴史を振り返り、その軌跡をたどります。55年前の万博開催から現在に至るまでの都市開発や社会変化、そしてそれらが吹田市に及ぼした影響などが議論される予定です。
第二部は、2025年大阪・関西万博を契機とした、未来に向けた吹田市のまちづくりをテーマに据え、来場者参加型のクロストーク形式で開催されます。伊藤香織氏、山下裕子氏、赤堀順一氏、池内かおり氏といった、まちづくりの専門家や吹田市で活動する方々が登壇し、今後の展望や理想的な都市像について活発な議論を展開します。参加者も意見を交えながら、より良い都市づくりについて共に考えます。
登壇者プロフィール
司会進行:嘉名光市氏
大阪公立大学工学部都市学科大学院工学研究科都市系専攻教授。専門は都市計画、都市デザイン、景観デザイン、エリアマネジメント。東京工業大学大学院修了。博士(工学)、一級建築士、技術士(都市及び地方計画)。京阪神を中心とした都市再生に携わり、大阪市都市計画審議会会長、神戸市都市計画審議会会長、堺市都市計画審議会会長、京都市美観風致審議会委員などを歴任。主な著書に「生きた景観マネジメント」など。
第一部登壇者
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澤木昌典氏: 大阪大学名誉教授。都市計画・都市デザインを専門とし、大阪府や多くの市の都市計画審議会委員等を歴任。2006年度~2022年度まで吹田市都市計画審議会委員を務め、2024年11月からは同会長。(一財)千里パブリックデザインの評議員も務めている。
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木下光氏: 関西大学環境都市工学部建築学科都市設計研究室教授。開かれた公共空間や優れた住環境形成に必要なノウハウ、地場産業と都市再生の関係性について研究。
第二部登壇者
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伊藤香織氏: 東京理科大学創域理工学部建築学科教授。専門は都市空間の解析とデザイン。公共空間と都市生活の関係に着目し、2002年から東京ピクニッククラブ共同主宰、2005年からシビックプライド研究会代表。
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山下裕子氏: ひと・ネットワーククリエイター/眺めニスト。2014年から「ひと・ネットワーククリエイター」として活動開始。地域の活性化に貢献。2023年から「アートと都市と公共空間研究会」メンバー。
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赤堀順一氏: 株式会社Paddle。ローカルメディア「吹田日和」を運営。地域と人々をつなぐコミュニティ形成を目指している。
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池内かおり氏: 吹田市旭通商店街協同組合理事長。空き店舗の有効活用など、コミュニティづくりに尽力。2009年より吹田ジャズ・ゴスペルライブを継続開催。
シンポジウム詳細
- イベント名称: 歴史×ミライ クロスシンポジウム
- 日程: 2025年3月13日(木)
- 時間: 18時30分~21時00分(受付18時00分~)
- 場所: メイシアター小ホール(吹田市泉町2丁目29−1)
- 料金: 無料
- 申し込み期限: 2025年3月6日(木)
- 配信: 当日はInstagram Liveでオンライン配信。詳細は後日、公式ウェブサイトで案内。
- ウェブサイト: https://www.city.suita.osaka.jp/shisei/1018880/1028651/1036616/1037134.html
吹田市のまちづくり:suitable cityと吹田クロスロゴ
吹田市は、「暮らすにはぴったりなまち」「吹田で実現できる」という意味を込めた「suitable city」をキャッチフレーズに、市民一人ひとりが豊かな暮らしを実現できるまちを目指しています。1970年大阪万博開催を機に発展してきた吹田市は、都市部でありながら緑豊かな環境を有しています。2025年大阪・関西万博を契機に、市民参加による新たな魅力創造を目指し、「吹田クロスロゴ(Suita Cross Logo)」を制作しました。このロゴは、吹田市の様々な魅力を掛け合わせることで新しい価値を生み出すことを目指す共有型のロゴマークです。
まとめ
吹田市は、2025年大阪・関西万博を機に開催される『吹田市 歴史×ミライ クロスシンポジウム』を通して、過去を振り返り未来を見据えたまちづくりを市民と共に議論します。 第一部では1970年大阪万博から現代までのまちづくりの歩みを、第二部では2025年大阪・関西万博以降の展望を議論する予定です。多くの専門家や市民団体代表が登壇し、活発な議論が期待されます。 市民の参加を募り、より良い吹田市の未来を共に創造していくことを目指す、重要なイベントです。


