地球女性からだ会議®︎2025:女性のエンパワーメントと未来のヘルスケア
2025年4月27日(日)、大阪・関西万博会場ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier「WA」スペースにて、「地球女性からだ会議®︎2025」が開催されました。本シンポジウムは、女性の健康教育と予防医療の推進を行う一般社団法人シンクパールが2014年より毎年開催しているものです。
今年のテーマは「女性のエンパワーメントに未来のヘルスケアはどう貢献できるのか」でした。 経済産業省の2023年の発表によれば、月経随伴症、婦人科がん、男女ともに更年期症状、不妊治療等、性差特有の健康課題による労働損失等の経済損失は、社会全体で年間約3.4兆円と推計されています。一方で、企業による理解促進のための研修や受診支援、アプリ等の活用によるポジティブインパクトは、最大約1.1兆円と試算されています。
この現状を踏まえ、シンクパールは従業員の妊娠・出産などのライフイベントと、がんや更年期等、性差特有の健康問題と仕事の両立、課題解決に前向きに取り組む企業を表彰する「女性の健康フレンドリー宣言企業表彰 2025」を同時開催しました。「従業員の心身の健康に対して意識を持つことを宣言する」場として、取り組みの段階に応じて各部門で受賞した企業が、シンポジウムにおいて、その取り組みの共有や課題、今後のプランを発表しました。
シンポジウム概要
- 日時: 2025年4月27日(日)13:00~15:00
- 会場: 大阪・関西万博会場 ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier「WA」スペース
- 形式: リアル開催(一部、後日動画提供)
- 参加費: 無料
- 主催: 一般社団法人シンクパール
- 共催: サクヤワーキングコミュニティ
- 後援: 関西経済連合会
- 協力団体: KPMGコンサルティング、吉田晴乃記念実行委員会(HYMEC)、大阪サクヤヒメSDGs研究会
登壇者
- 赤松 真弥氏(サクヤワーキングコミュニティ 代表)
- 菊川 人吾氏(経済産業省 イノベーション・環境 局長)
- 木村 麻子氏(PR Ltd. CEO、日本商工会議所青年部 前会長)
- 吉平 健治氏(株式会社Interbeing 最高技術責任者)
- 難波 美智代氏(一般社団法人シンクパール 代表理事)
※当日の事情により変更になることがございます。
女性の健康フレンドリー宣言企業表彰 2025 授与式
以下の企業がノミネートされ、参加予定です。
- 旭化成株式会社
- 株式会社大林組
- 医療法人社団俊秀会エヌ・ケイ・クリニック
- 社会医療法人大雄会
- 株式会社G-Place
- 住友生命保険相互会社
- 東和薬品株式会社
- 株式会社BeLiebe
- 株式会社フォーシーズHD
- 三井住友信託銀行
- 明治安田生命保険相互会社
- 株式会社ルネサンス
協力団体イベント
複数の協力団体も、関連イベントを開催しました。
- サクヤ ワーキング コミュニティ: 『女性×健康×キャリア 働くことの未来を描く~ウェルビーイングとともに~』 (2025年4月27日(日)17:00~19:20)
- KPMGコンサルティング: 『価値創造イノベーションコンテスト:女性が導くサステナブルな未来 Powered by KPMGコンサルティング WOVEMENTS®』 (2025年6月30日(月)14:00~17:00 (対面・オンライン予定))
- 吉田晴乃記念実行委員会(HYMEC): 『Women Empowerment Summit 2025 ~私たちの新しい成長のカタチ:いのちを活かす社会をつくる~』 (2025年8月23日(土)16:30~19:30(対面・オンライン))
- 大阪サクヤヒメSDGs研究会: 『大阪サクヤヒメEXPO国際女性会議 大阪から世界へ!女性リーダー参画による持続可能な社会と経済の実現』 (2025年5月27日(月)13:30~16:30(対面・オンライン))
一般社団法人シンクパールについて
一般社団法人シンクパールは、婦人科検診受診促進を目的とした会員組織の運営、健康意識の向上、健康全般に関わる経済活動、健康、疾患の社会教育に関する調査研究などを事業内容としています。
本シンポジウムは、大阪・関西万博を機に、世界の文化交流による新たな繋がり、多様なアイデアや好事例を未来社会に繋げる取り組みの一環として開催されました。 企業の取り組み紹介を通して、自分らしく活躍できる社会に向けた組織の意識と行動の変容を加速させることを目指しています。
