人機一体、大阪・関西万博テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」に出展
株式会社人機一体(滋賀県草津市、代表取締役社長:金岡博士)は、2025年5月19日(月)~24日(土)に開催される、復興庁・経済産業省主催の大阪・関西万博テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」に出展します。
テクノロジー・イノベーションによる復興への貢献
人機一体は、福島イノベーション・コースト構想に参画し、福島県浜通り地域の南相馬市に福島基地を構え、人型重機をはじめとする「人機」の研究開発を行っています。南相馬市との連携協定に基づき、同市発のロボット産業振興にも取り組んでいます。
本展示では、東日本大震災の経験を踏まえた想いや今後の展望を「復興のストーリー」としてパネル展示(復興庁展示、5月19日~24日)を行い、経済産業省福島復興展示(5月20日~24日)では、零式人機 ver.2.0のデモンストレーションを実施します。 これを通じて、テクノロジー・イノベーションの文脈から「東日本大震災からのよりよい復興」を発信します。
展示概要
イベント名: 大阪・関西万博 テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」
開催日時:
- 復興庁展示:2025年5月19日(月)~24日(土) 09:00~21:00
- 経済産業省展示:2025年5月20日(火)~24日(土) 09:00~21:00
開催場所: EXPOメッセ「WASSE」
入場料: 大阪・関西万博会場への入場は有料です。詳細は大阪・関西万博チケットインフォメーションをご参照ください。
出展ロボット: 零式人機 ver.2.0 (経済産業省展示にて展示。5月19日は展示なし。デモンストレーションの内容は決まり次第リリース)
展示内容について
復興庁の展示では、「震災伝承・災害対応」、「食・水産」、「最新技術」、「福島国際研究教育機構(F-REI)」をテーマとした「復興のストーリー」が展示されます。経済産業省の展示では、地震・津波・原子力災害の複合災害を経験しながらも、地域の文化や魅力を繋いできた方々の挑戦や、最新鋭のロボットやロケット等の開発を進める事業者達の挑戦が紹介されます。
零式人機 ver.2.0 について
零式人機 ver.2.0は、人機一体、JR西日本、日本信号による共同研究開発された汎用人型重機です。鉄道設備における高所重作業の解消を目的としており、「力・トルク制御技術」「パワー増幅バイラテラル制御技術」などの人機一体独自の先端ロボット工学技術を搭載しています。鉄道工事車両(高所作業車)のブーム先端に搭載され、安全な場所から遠隔操作することで、高所作業を安全に行うことが可能です。
零式人機 ver.2.0をベースとした「多機能鉄道重機」は日本信号により製品化され、JR西日本電気システムは2024年7月よりJR西日本営業線でのメンテナンス作業に活用しています。
金岡博士のコメント
人機一体代表取締役社長 金岡博士は、本展示への出展について、「ロボットが役に立たなかった」あの屈辱から14年、南相馬市発の先端ロボット工学技術を世界へ社会実装することで「よりよい復興」を実現し、南相馬市への恩返しをしたいとコメントしています。また、本展示が日本の高度なメカトロニクス技術、サイバーフィジカルシステム、ヒューマン・イン・ザ・ループといった分野を示す象徴になると期待を寄せています。
株式会社人機一体 会社概要
代表者:金岡博士
所在地:滋賀県草津市青地町648番地1、福島県南相馬市原町区萱浜 字巣掛場45番地245(南相馬市産業創造センター)
創立:2007年10月1日
創業:2015年10月1日(現商号への変更日)
資本金:1億円
事業内容:先端ロボット工学技術に基づく新規事業開発支援のための知的財産活用サービス
まとめ
人機一体は、大阪・関西万博テーマウィーク展示「東日本大震災からのよりよい復興(Build Back Better)」において、零式人機 ver.2.0のデモンストレーションとパネル展示を通じて、東日本大震災からの復興と、先端ロボット技術による社会貢献を訴えます。 この展示は、復興庁と経済産業省が主催するもので、5月19日~24日にEXPOメッセ「WASSE」で開催されます。


