大阪で今一番行きたいエリアはどこ? やりたいことは何? ~大阪・関西万博開催後の大阪観光動向~
2025年、大阪・関西万博の開催が終了した今、大阪への観光需要は依然として高い水準を維持しています。株式会社阪急交通社は、旅行者の大阪観光における関心の現状を把握するため、行きたいエリアややりたいことについてのアンケート調査を実施しました。本記事では、その結果と、近年の大阪観光トレンドを踏まえた分析を紹介します。
調査概要
- 有効回答数: 550名
- 調査期間: 2025年1月27日~2025年1月28日
- 調査機関: 株式会社ジャストシステム(「Fastask」利用)
- 調査対象: 全国、20代以上の男女
- 調査手法: Webアンケート
大阪で一番行きたいエリアランキング
「大阪観光をとてもしたい」「したい」と回答した550名に対し、「大阪で一番行きたいエリアを以下の中から選んでください」という質問を実施しました。その結果は以下の通りです。
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ミナミエリア(心斎橋、難波など): 28.7% 大阪随一の繁華街として知られるミナミエリアは、道頓堀や黒門市場などのグルメスポットが集中しています。アンケートでは、「大阪の代表的な地域を訪れたい」「グルメ三昧を楽しみたい」といった声が多数寄せられました。串カツ・お好み焼きなどの定番グルメに加え、「グリコサイン」前での撮影やショッピングも楽しめる、大阪の魅力が凝縮されたエリアです。
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ベイエリア(舞洲、天保山、ユニバーサルシティなど): 23.6% 大阪湾に面したベイエリアには、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや海遊館といった人気観光地が点在。天保山大観覧車、レゴランド(R)・ディスカバリー・センター大阪など、家族で楽しめるスポットも豊富です。2025年大阪・関西万博の会場となった夢洲もこのエリアに位置し、万博開催後も高い注目度を維持しています。
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キタエリア(梅田、中之島など): 13.8% 大阪の商業の中心地であるキタエリアは、都会的で洗練された雰囲気が魅力です。阪急百貨店やグランフロント大阪などの商業施設が点在し、ショッピングやグルメを満喫できます。2025年春には大阪駅西側に都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」が開業し、更なる発展が期待されます。
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大阪城周辺エリア: 12.8% 大阪のシンボルである大阪城周辺エリア。アンケートでは、「大阪城を見てみたい」「歴史を感じてみたい」とのコメントが多く寄せられました。大阪城公園では、国の登録文化財にも指定されている天守閣のほか、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。観光だけでなく、ピクニックやランニングにも最適なエリアです。
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天王寺・阿倍野エリア: 7.1% 高さ約300メートルを誇る高層ビル「あべのハルカス」で知られる天王寺・阿倍野エリア。通天閣や新世界も人気です。芝生広場を中心に飲食店や子ども向けの遊び場が集まる「てんしば」や天王寺動物園など、多彩な施設が魅力です。
大阪でやってみたいことランキング
「大阪でやってみたいこと」についてのアンケート結果は以下の通りです。大阪・関西万博は選択肢から除外しています。
- たこ焼きを食べる: 67.7%
- お好み焼きを食べる: 58.6%
- 串カツを食べる: 51.5%
- 道頓堀で買い物をする: 42.3%
- 道頓堀を散策する: 40.7%
- 大阪城を訪れる: 31.3%
- 通天閣に登る: 30.3%
- 海遊館を楽しむ: 25.9%
上位3位は全て大阪の代表的なグルメであり、ミナミエリアで楽しめるアクティビティが上位を占めていることから、ミナミエリアの人気の高さがうかがえます。また、大阪城や通天閣など、ランドマーク関連のアクティビティも高い人気を集めています。
大阪への観光旅行について
2025年大阪・関西万博開催を経て、大阪の観光エリアやアクティビティは更なる注目を集めています。グルメ、歴史的観光地、最新の商業施設など、多様な魅力を持つ大阪は、今後も観光客を惹きつけ続けるでしょう。阪急交通社では、大阪観光に関する様々なツアーを企画・販売しています。
阪急交通社について
阪急交通社は、国内外の旅行商品を提供する旅行会社です。
(企業情報、URLは省略)


