大阪・関西万博、環境配慮の空調システムで未来へ:パナソニックの吸収式冷凍機が会場を支える
2025年3月19日、パナソニック株式会社 空質空調社(以下、パナソニック)は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の空調システムに、同社製の業務用空調機「吸収式冷凍機(ナチュラルチラー)」を納入したと発表しました。 EXPOホールやEXPOメッセ、そして日本ガス協会が出展する「ガスパビリオン おばけワンダーランド」など、主要施設の冷房に欠かせない冷水を供給する熱源として、6台の吸収式冷凍機が活躍しています。そのうち1台は、廃熱を利用可能な「廃熱利用型吸収式冷凍機(ジェネリンク)」です。
パナソニックの「吸収式冷凍機(ナチュラルチラー)」は、国内トップクラスのシェア(※)を誇る、50年以上の歴史を持つ省エネルギーで高効率な空調システムです。水の気化熱を利用して冷水を生成し、それを建物に送ることで冷房を実現しています。 冷媒に自然界の水を使用することで、特定フロンや代替フロンを必要とせず、オゾン層破壊や地球温暖化への影響を低減。環境への配慮も大きな特徴です。主要なエネルギー源はガスですが、「廃熱利用型吸収式冷凍機(ジェネリンク)」は、コージェネレーションシステムや工場などの廃熱も活用可能です。
今回、大阪・関西万博会場の冷房設備の中枢を担う供給処理施設に、これらの吸収式冷凍機6台が設置されました。 これらの機器によって生成された冷水は、会場内の主要施設であるEXPOホールやEXPOメッセ、そして「ガスパビリオン おばけワンダーランド」など、数多くのパビリオンに供給され、快適な環境を提供しています。
パナソニックは、高効率な吸収式冷凍機を提供することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしています。
パナソニック株式会社 空質空調社は、空調設備に関する幅広い製品・サービスを提供するパナソニックグループの一員です。
※日本冷凍空調工業会「2023年度 吸収式冷凍機国内出荷実績(冷凍トンベース)」からパナソニック試算
本記事は、パナソニック株式会社が2025年3月19日に発表したプレスリリースに基づいて作成されています。
詳細情報:
- プレスリリース: パナソニックの公式ウェブサイトにて確認できます。(URLは省略)
- 製品情報: パナソニックの吸収式冷凍機(ナチュラルチラー)に関する情報は、同社のウェブサイトにて確認できます。(URLは省略)
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