2025年大阪・関西万博：未来の電力センサ「ねじねじ」が示す、エネルギー管理の新たな可能性
2025年5月13日(火)から5月19日(月)まで開催される大阪・関西万博にて、株式会社SIRC（サーク）が大阪ヘルスケアパビリオンに出展し、未来の電力センサ「ねじねじ」を紹介するパネル展示を行います。
株式会社SIRCは、大阪市立大学（現：大阪公立大学）発のスタートアップ企業として2015年に創業。独自技術である「SIRCデバイス」を活用した商品開発やDXソリューションの提供を行っています。主力商品である「IoT電力センサユニット」は、2024年度省エネ大賞で資源エネルギー庁長官賞を受賞するなど、高い技術力を誇ります。
今回の万博では、SIRCの主力商品を進化させた未来の電力センサ「ねじねじ」が、その可能性を提示します。「ねじねじ」は2050年の家庭用超小型電力センサです。家電の電源コードに後付けするだけで、家庭内の電力使用データを収集・分析し、電気の使用状況を見える化します。AIによる自動最適化機能を搭載し、ユーザーの生活スタイルに合わせた最適なエネルギー管理を提供することを目指しています。
「ねじねじ」と未来のエネルギー管理
「ねじねじ」は、2050年の家庭における省エネルギー化に貢献する革新的なデバイスです。 家電の電源コードに簡単に取り付けられる設計で、電力使用状況をリアルタイムで把握できます。 このデータに基づき、AIがユーザーの生活パターンを学習し、最適な電力消費を提案する自動最適化機能も搭載しています。
万博展示：アニメーションとキャラクターで楽しく紹介
万博での展示では、「ねじねじ」が実現する未来のエネルギー管理の可能性を、オリジナルソングにのせたアニメーションや個性豊かなキャラクターが登場するユーモアあふれるパネル展示を通じて紹介されます。展示を通じて、未来のスマートなエネルギー管理への理解を深めることができます。
展示概要
- 展示期間: 2025年5月13日（火）～5月19日（月）
- 展示場所: 2025大阪・関西万博（大阪市此花区夢洲）大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」
- 企画名称: Rethink まちからはじまる、脱炭素への取り組み まちと社会、これからのくらし
- 実施主体: 大阪商工信用金庫
物語の舞台と登場キャラクター
展示では、2050年の大阪市中央区久太郎町を舞台とした物語が展開されます。カーボンニュートラルが達成された未来においても、地球温暖化対策は継続されています。再生可能エネルギーの普及が進み、ZEH住宅やスマート家電が主流となっている一方で、レトロなビルや古い家電も街に存在し、過去と未来が共存する様子が描かれています。
主要キャラクターとして、2035年生まれの15歳、さくらが登場します。彼女は久太郎町のレトロビルで一人暮らしをしながら、オンラインで世界中の講義を受講する現代的な女性です。一方、「ねじねじ」はさくらの家電に取り付けられた超小型電力センサであり、さくらの生活を支える重要な存在として描かれています。
大阪ヘルスケアパビリオンについて
大阪ヘルスケアパビリオンは、「いのち」や「健康」、近未来の暮らしを通じて、大阪の活力と魅力を伝えるパビリオンです。「REBORN」をテーマに、大阪府・市が運営し、未来のヘルスケアや都市生活における新たな価値創造とQOL向上を目指した取り組みが展開されます。
リボーンチャレンジについて
大阪ヘルスケアパビリオン内に設置される「リボーンチャレンジ」では、新技術開発などに取り組む400を超える大阪の中小企業・スタートアップの技術力や魅力を、毎週異なる26のテーマで展示や体験を通じて国内外へ発信します。
株式会社SIRCについて
株式会社SIRCは、大阪市立大学（現：大阪公立大学）発のスタートアップとして2015年2月に設立されました。SIRCデバイスを活用した商品開発および販売、DXソリューションの提供を行っています。
会社概要
- 会社名: 株式会社SIRC（サーク）
- 所在地: 大阪市中央区久太郎町2-5-31 関電不動産船場ビル9F
- 代表者: 代表取締役CEO 髙橋 真理子
- 事業内容: SIRCデバイスを活用した商品開発および販売、DXソリューションの提供
- 設立: 2015年2月
- WEB: https://sirc.co.jp/
2025年大阪・関西万博で、「ねじねじ」のパネル展示を通して、未来のエネルギー管理の可能性が示されることに期待が高まります。 展示の詳細については、株式会社SIRCのHPやプレスリリースで順次発表される予定です。
