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大阪万博EARTH MART使用!阿蘇の茅製家具完成!

大阪・関西万博「EARTH MART」で使用された阿蘇の茅で製作されたインテリア家具が完成

2025年4月13日~10月13日に開催された大阪・関西万博。そのシグネチャーパビリオンの一つ「EARTH MART」の建築資材としても使用された、熊本県阿蘇の草原の茅を用いたインテリア家具が完成しました。公益財団法人阿蘇グリーンストックは、全国各地の茅工房と協業し、このプロダクトを開発。阿蘇の草原に自生するススキをメインとした茅を使用しており、その手触り、香り、ぬくもりから阿蘇の草原を感じることができる点が特徴です。

大阪・関西万博熊本県ブースでの展示と今後の展開

これらのインテリア家具は、2025年9月(詳細日程調整中)に予定されている大阪・関西万博の熊本県ブースにて展示されます。 今後、一般販売も検討されています。

「EARTH MART」と阿蘇の茅

「EARTH MART」パビリオンは、建築家・隈研吾氏設計、小山薫堂氏プロデュースによるものです。阿蘇をはじめ全国5か所で刈り取られた茅が、屋根の素材として大胆に使用されています。 茅はかつて里山の暮らしにあった営みの循環の象徴であり、「EARTH MART」の屋根を構成する無数の小さな茅葺きは、市場のような繁栄と賑わいを表現しています。 会期後には、別の場所で再び茅葺きとして再利用される予定です。 茅の刈取りと草原の利用は、多様な里山の生態系維持にも繋がっています。

今回使用された茅は、全国の茅の産地の中でも大部分を占める熊本県阿蘇の草原産です。阿蘇の草原は、後継者不足などの課題により、年々面積が減少しています。阿蘇グリーンストックは、資源としての茅の有効活用と草原保全のため、今後も茅を使用したプロダクト開発に取り組むとしています。

過去のポップアップイベントでの展示

この茅を使用したインテリア家具は、既にいくつかのイベントで展示されています。

プロダクトラインナップ

開発されたプロダクトは、茅ソファ、茅テーブル、茅バンコ(縁台)、カウンター、茅フレーム、茅の色紙額の6種類です。

◾️ 茅ソファ

◾️ 茅のフレーム

◾️ 茅テーブル

◾️ 茅バンコ

◾️ 茅カウンター

◾️ 茅の色紙額

販売時には、売り上げの一部を阿蘇グリーンストックを通して阿蘇の草原保全のために活用されます。

製作工房について

株式会社 EarthBuilding:新しい茅葺きの創造を通して、伝統と新しい茅葺きの共存、そして茅葺きや草原の文化の未来への継承を目指しています。

阿蘇茅葺工房:野焼きから茅採取、茅葺き、そして茅の堆肥化まで、循環を四世代にわたり繋いでいます。

株式会社 くさかんむり:伝統的な茅葺きの修復から現代的な茅葺きへの挑戦、ワークショップ等を通して茅葺きの魅力を発信しています。

関連団体について

公益財団法人阿蘇グリーンストック: 阿蘇の草原・森林・農地を国民共有の生命資産と位置付け、その保全と後世への継承を目指しています。

阿蘇草原再生プロジェクト: 阿蘇の草原保全のための活動を行っています。

株式会社thinkgarbage: ブランディング・WEB運用の支援実績がある会社で、阿蘇の草原保全に関わるPR活動にも携わっています。

※商品画像は実際の展示されるプロダクトとは異なる場合がございます。 ※詳細のイベント期間は阿蘇グリーンストック・阿蘇草原再生プロジェクトの公式サイトやSNSにて発信されます。 ※大阪・関西万博終了後は順次阿蘇グリーンストックにて展示・販売を予定しております。

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