2025年3月22日、奈良ファミリーフェスにて歩行リハ用「着るロボット」inoGear HE-1を出展
株式会社INOMERは、2025年3月22日、開発中の歩行リハビリテーション用プロダクト「inoGear HE-1」を「開幕まであと22日!行こうよ万博!いよいよ来月!奈良ファミリーフェス」にて協力出展しました。
このイベントは、「大阪・関西万博2025」にあわせて、けいはんな学研都市を舞台に開催された「けいはんな万博2025」の運営協議会からの要望をきっかけに実現しました。
inoGear HE-1は、片まひ患者の足に装着し、理学療法士が操作して用いる“着るロボット”です。モーターとワイヤーの力で股関節伸展をアシストし、従来のアシストスーツのような「力のアシスト」だけでなく、理学療法士の正しい歩行姿勢に導く「技のアシスト」も実現しています。
イベントでは、脳卒中による片まひを患う家族を持つ方々から、「リハビリにこの機器を使いたい。病院に相談してみます」「おじいちゃんに教えてあげよう」といった多くのコメントが寄せられました。
「大阪・関西万博2025」のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」および「けいはんな万博2025」のテーマ「未来社会への貢献〜次世代への解〜」は、INOMERが歩行リハビリをアップデートし、人々が活躍できる世界をつくりたいと考える取り組みと重なります。
INOMERは、着るロボットによる“力と技のアシスト”で人の身体能力を補完・拡張し、望むパフォーマンスをだれもが発揮できる世界の実現を目指しています。
「開幕まであと22日!行こうよ万博!いよいよ来月!奈良ファミリーフェス」開催概要
- 日時:2025年3月22日(土曜日)11時00分~17時00分
- 場所:
- (メイン会場)イオンモール大和郡山 2Fイオンホール、3Fマーキーズ前イベントスペース(奈良県大和郡山市下三橋町741)
- (サテライト会場)奈良公園バスターミナル 1F(奈良県奈良市登大路町76)
- 主催:大阪・関西万博奈良県実行委員会
- 後援:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
株式会社INOMER 会社概要
- 名称:株式会社INOMER
- 住所:〒631-0801 奈良県奈良市左京6丁目5-2
- 代表者:代表取締役CEO 桂 典史
- 設立:2024年4月3日
- 企業説明:着るロボットによる“力と技のアシスト”で人の身体能力を補完・拡張し、望むパフォーマンスをだれもが発揮できる世界の実現をめざす。片まひ者向け「歩行リハビリテーション」用の着るロボットを開発・販売。
- URL:https://inomer.co.jp/
inoGear HE-1について
片まひ患者を中心とした歩行リハビリテーション用ロボティック装具です。理学療法士が徒手により支えていた股関節伸展の介助をモーターとワイヤーの力でアシストします。「力のアシスト」だけでなく、「技のアシスト」も実現しています。
関連情報
- 株式会社INOMERは、2024年9月13日、ソフトウェア搭載型歩行リハビリ用の着るロボット開発プロジェクトが神奈川県の「ロボット開発支援事業」に採択されたと発表しています。
- 2024年9月5日には、シードラウンドで資金調達を実施したと発表しています。
- 2024年7月26日には、脳卒中片まひ者向け”着るロボット”の実証試験を京都大原記念病院で実施し、「患者の日常生活動作向上」「理学療法士の負担軽減」を確認したと発表しています。
- 2024年6月14日には、会社設立を発表しています。
本リリースについてのお問い合わせ先
株式会社INOMER
Eメール:info-web@inomer.co.jp
注釈
- けいはんな学研都市:「関西文化学術研究都市」の愛称。京都、大阪、奈良の3府県にまたがるサイエンスシティ。
- けいはんな万博2025:2025大阪・関西万博と同時に開催されるイベント。
まとめ
株式会社INOMERは、2025年3月22日開催の「奈良ファミリーフェス」において、歩行リハビリテーション用「着るロボット」inoGear HE-1を出展しました。 このイベントは「けいはんな万博2025」の運営協議会からの要望によるもので、多くの来場者から好評を得ました。inoGear HE-1は、理学療法士の作業を支援する革新的な医療機器として注目を集めています。INOMERは今後も、人々の身体能力向上に貢献する技術開発を進めていくとしています。

