2025年大阪・関西万博日本館ファクトリーエリアにてMATSURIパートナー企業10社と共に藻類を活用した循環型ものづくり展示「ものもの by MATSURI」を公開
2025年4月13日より開幕する2025年大阪・関西万博の日本館ファクトリーエリアにおいて、ちとせグループが主導する藻類産業構築プロジェクト「MATSURI」が、藻類を活用した循環型ものづくり展示「ものもの by MATSURI」を公開します。
本展示は、株式会社ちとせ研究所をはじめとする10社の協賛により実現しました。「ものもの by MATSURI」では、藻類を素材とした衣類、化粧品、食品、塗料、PET樹脂、航空機燃料、船舶燃料など、多様な製品を通じて、藻類を活用した循環型ものづくりの可能性を示します。
展示に参画する企業は、展示品を手がける5社と、本取り組みに賛同する5社の計10社です。
展示品を手がける企業 (5社):
- 株式会社ちとせ研究所
- 株式会社資生堂
- マルハニチロ株式会社
- 武蔵塗料ホールディングス株式会社
- 株式会社富洋海運
- テーブルマーク株式会社
本取り組みに賛同する企業 (5社):
- 池田糖化工業株式会社
- 神鋼商事株式会社
- サントリーホールディングス株式会社
- スズキ株式会社
- 株式会社三井住友銀行
日本館とMATSURIの連携
日本館は「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに掲げ、「ファームエリア」「プラントエリア」「ファクトリーエリア」の3つのエリアで構成されています。 「循環」を重要なキーワードとして、生態系や資源などの循環を演出しています。
ちとせ研究所は、藻類が主役となるファームエリアの技術監修を担当しています。MATSURIは、持続可能なものづくりをテーマとするファクトリーエリアにおいて、「ものもの by MATSURI」展示を通して、ファームエリアで育成された藻類を素材とした製品を紹介することで、循環型社会への貢献を示します。
展示製品について
展示製品の詳細については、万博MATSURI特設サイトにて順次掲載予定です。
MATSURIプロジェクトについて
MATSURIは、ちとせグループ主導の産官学連携プロジェクトとして2021年にスタートしました。2025年現在、藻類産業の枠を超え、“バイオエコノミーを推進する産業横断型プロジェクト”へと進化しています。AIを活用したバイオものづくり、資源循環、持続可能な農業など、幅広い分野で活動しています。
ちとせグループについて
ちとせグループは、光合成を基点とした産業の構築を目指し、日本と東南アジアを中心に国や多くの企業と連携して活動しています。
CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD. (ちとせグループ全体を統括)
- 設立:2011年10月
- 本社:シンガポール
- 代表者:CEO 藤田朋宏 Ph.D.
株式会社ちとせ研究所 (ちとせグループの中核法人)
- 設立:2002年11月
- 本社:神奈川県川崎市
- 代表者:代表取締役 CEO 藤田朋宏 Ph.D./代表取締役 COO 釘宮理恵
日本館について
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を、開催国としてプレゼンテーションする拠点です。テーマは「いのちと、いのちの、あいだに」で、「循環」を重要な要素としています。
関連情報
- 日本館まるごとガイド
- 万博MATSURI特設サイト
本展示は、業界を牽引する企業群の技術と実績に基づき、藻類を活用した循環型社会の実現に向けた取り組みを示すものです。
まとめ
2025年大阪・関西万博日本館ファクトリーエリアでは、ちとせグループ主導のMATSURIプロジェクトによる藻類を活用した循環型ものづくり展示「ものもの by MATSURI」が開催されます。10社の企業が協力し、藻類を素材とした多様な製品を通じて、循環型社会への可能性を示す展示となっています。日本館のテーマ「いのちと、いのちの、あいだに」に沿った、持続可能な社会への提案として注目されます。


