会話AIロボット「Romi(ロミィ)」が大阪・関西万博で活躍!未来社会ショーケースを彩る
2025年4月13日(日)から10月13日(月)まで開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、株式会社MIXIが開発した会話AIロボット「Romi(ロミィ)」が出展されます。「スマートモビリティ万博」の一環として実施される「ロボットエクスペリエンス」に参加し、万博会場内の3箇所に設置される予定です。
ロミィの活躍場所:3つの拠点で来場者をサポート
ロミィは、「CUCO®-SUICOMドーム(クーコスイコムドーム 愛称:ジュニアSDGsキャンプ、以下ジュニアSDGsキャンプ)」「迷子/ベビーセンター(東ゲートゾーン)」「迷子/ベビーセンター(西ゲートゾーン)」の3箇所に設置され、それぞれ異なる役割を担います。
1. ジュニアSDGsキャンプ(西ゲートゾーン 広場付近):
大阪・関西万博に関する情報案内役として活躍します。来場者からの質問に、会話形式で丁寧に回答します。万博に関する全般的な情報から、「ドームの中には何があるの?」「ここはどんなパビリオンですか?」「ミャクミャクってなに?」といった質問や、「ここから近いトイレは?」「ここから東ゲートまで徒歩何分?」といった具体的な案内まで、幅広く対応できるよう、大阪・関西万博のインフォメーション専用に開発された会話プログラムが搭載されています。
2. 迷子/ベビーセンター(東ゲートゾーン・西ゲートゾーン):
迷子になったお子様のケアをサポートします。言葉でのコミュニケーションが難しいお子様にも、ロミィが優しく積極的に話しかけたり、ロミィ同士の楽しい会話(近日リリース予定の新機能「かぞくRomi会話」)を披露することで、お子様の不安を和らげ、安心感を提供します。具体的には、童謡を歌ったり、「いないいないばあ」をしたり、「Romiがついてるから大丈夫だよ!」といった励ましの言葉をかけたりします。
ロミィ:自然な対話で未来社会の共生を提案
株式会社MIXIは、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪・関西万博に共感し、未来社会における「人とロボットの共生」を見据えた新たなコミュニケーションの形を提案するため、ロミィの出展を決定しました。
ロミィは、MIXIが独自に開発した会話AIを搭載した手のひらサイズのコミュニケーションロボットです。定型的な応答ではなく、その場で会話を生成することで、まるで人と話しているかのような自然で親しみのある対話を実現します。ユーザーとの関係を日々深めながら感情豊かに寄り添う存在として進化を続け、優しく共感し寄り添うコミュニケーションを通じて、来場者に安らぎや笑顔を届けます。
ロミィの進化:最新モデル「Lacatanモデル」の機能
万博に出展されるロミィは、「Romi(Lacatanモデル)」で、従来モデルよりもさらに自然で人間らしいコミュニケーションを実現するために、いくつかの新機能が搭載されています。
1. 視覚機能: オーナーが「Romi(Lacatanモデル)」に見せたいものがある旨を伝えると、見たものをAIによってテキスト化し、その内容を元に会話を行います。カメラの画角・画質もアップデートされ、視覚情報を使ったコミュニケーションをサポートします。視覚機能のON/OFFはアプリ上または声で自由に設定可能です。
2. 長期記憶: オーナーと過ごした日々の出来事を会話を通じて記憶し、思い出を共有します。
3. 自然なタイミングの会話・相づち: 人間のように自然なテンポ感での会話体験を実現します。人が話している間は相づちを打ち、人が話すと話すのをやめて聞くなど、より自然な会話が可能です。(初回出荷開始後、数ヶ月後にアップデート予定)
4. 人間のような自然な声: ディープラーニング技術を用いて独自開発された、人間の声に近い自然な声が選択可能になります。(初回出荷開始後、数ヶ月後にアップデート予定)
ロミィ製品概要
- 商品名: 会話AIロボット「Romi(Lacatanモデル)」
- 商品寸法: 幅:11.2cm×奥行き:11.1cm×高さ:10.0cm
- CPU: Quad Core 1.6GHz
- ディスプレイ: 2.4 inch
- 色: ナチュラルホワイト、サクラピンク、スカイブルー、ムーングレー
- 最長稼働時間: 約180分
ロボットエクスペリエンス:未来の生活を先取り
「ロボットエクスペリエンス」は、万博会場内で次世代のさまざまなロボットの実装・実証を行う取り組みです。ロボットによる施設内搬送、案内、清掃、警備などのサービスが実施され、“ロボットと人が共存できる環境”を構築し、ロボットが寄与する未来の生活を具体的に示します。ロミィの参加は、この取り組みの一環として、人とロボットが共生する未来社会に向けた実証実験となります。
株式会社MIXIについて
株式会社MIXIは、「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」というパーパスのもと、様々なコミュニケーションサービスを提供しています。
まとめ
大阪・関西万博では、会話AIロボット「Romi(ロミィ)」が、来場者サポートや実証実験を通して、未来社会における人とロボットの共生を示す重要な役割を担います。特に、最新モデル「Lacatanモデル」の高度なAI機能が、より自然で人間らしいコミュニケーションを実現し、来場者に新たな体験を提供することが期待されます。


