大阪・関西万博会場でnewmeによる遠隔接客が実現! セブン-イレブンと大阪ヘルスケアパビリオンで実証実験
2025年4月13日、大阪・関西万博が開幕しました。万博会場内では、新たなテクノロジーを活用した様々な取り組みが行われていますが、その一つとして、avatarin株式会社が開発したアバターロボット「newme(ニューミー)」による遠隔接客の実証実験が注目を集めています。
ANAホールディングス発のスタートアップであるavatarin株式会社は、セブン-イレブン・ジャパンの協力のもと、万博会場内のセブン-イレブン2店舗(西ゲート店、ウォータープラザ店)と大阪ヘルスケアパビリオンのパーソナルフードスタンド前で、newmeを用いた遠隔接客サービスを提供しています。この実証実験は、10月13日まで実施予定です。
万博会場で展開される「未来型」接客サービス
セブン-イレブンは、新たなテクノロジーや最新のオペレーション技術を活用したスムーズな店舗運営により「未来型」の営業店舗を目指しています。その取り組みの一環として、avatarin株式会社と連携し、newmeによる遠隔接客サービスを導入しました。
newmeは、お客様による無人レジなどの機器利用サポートや、お買い物中の困りごとや不明点への対応など、幅広い役割を担います。avatarin株式会社は、この実証実験を通じて、新たな接客AIモデルの構築を目指しています。
実証実験の概要
- 日時: 2025年4月13日(日)~10月13日(月) (予定)
- アバター設置場所:
- 万博会場内 セブン-イレブン西ゲート店
- 万博会場内 セブン-イレブンウォータープラザ店
- 万博会場内 大阪ヘルスケアパビリオン パーソナルフードスタンド前
- アバター操作場所: 万博会場内 NTTパビリオンバックヤード
- 実施内容:
- セブン-イレブン店舗:無人レジの操作サポート
- 大阪ヘルスケアパビリオン:パーソナルフードスタンドの操作サポート
avatarin株式会社の目指すもの
avatarin株式会社は、「遠隔からAI化」という独自の手法を用いて、遠隔からお客様をサポートする接客AIサービス「avatarin」の開発を目指しており、世界最大の人助けネットワーク構築を目標としています。 人材不足という社会課題の解決にも貢献することを目指し、人とAIが共存可能な遠隔接客AIサービスの提供に力を入れています。
セブン-イレブンの取り組み
セブン-イレブンは、大阪・関西万博会場内に「未来型店舗」を展開しており、今回のnewmeによる遠隔接客サービスはその一環として位置づけられています。 また、大阪ヘルスケアパビリオンへの参画も発表しており、健康増進を支援する様々な取り組みにも注力しています。
新たな接客AIモデルへの期待
今回の実証実験は、newmeによる遠隔接客サービスの有効性や課題を検証し、新たな接客AIモデルの構築に繋がる重要な取り組みです。 その結果が、今後の小売業界やサービス業における人材不足問題の解決に貢献する可能性を秘めています。 万博という大規模なイベントでの実証実験は、多くの来場者にとって新たなテクノロジーを体験できる機会を提供するとともに、その実用性や可能性を広く知らしめる役割も担っています。
avatarin株式会社について
avatarin株式会社は、ANAホールディングス発のスタートアップ企業です。
(※1 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン ニュースリリース 大阪・関西万博会場内に“未来型店舗” )
(※2 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン ニュースリリース 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 大阪ヘルスケアパビリオンへ参画)


