大阪・関西万博会場で「都市のウェルビーイング」を考える3日間イベント開催 ― 永山祐子氏ら豪華ゲスト陣が登壇
株式会社大丸松坂屋百貨店は、2025年4月13日から開催される大阪・関西万博のウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier内「WA」スペースにて、5月3日(土)、4日(日)、10月4日(土)の3日間、「THINK “WELL-BEING” FOR OUR CITY〜都市のウェルビーイングを考える〜」と題したトークイベントを開催します。
本イベントは、大丸松坂屋百貨店のESG活動に関連する専門家やビジョナリーリーダーを招き、トークショーや小学生向けのワークショップを実施するものです。 「When women thrive, humanity thrives 〜ともに生き、ともに輝く未来へ〜」をコンセプトとするウーマンズ パビリオンの理念に沿って、公平で持続可能な未来に向けた議論を展開します。 抽選で合計60組120名様をご招待いたします。
5月3日(土):ジャズ文化による地域発展~DAIMARU SATURDAYNIGHT JAZZCLUB~
13:00-15:00、17:00-19:00の2回公演で開催される本イベントは、「ジャズ文化による地域発展」をテーマに、関西のジャズシーンの現状と音楽を通じた社会貢献について考察します。
ゲストスピーカーは、戦後復興期の大阪・神戸のジャズシーンを経験し、現在も神戸でジャズバーを経営するシンガーの石井順子さん、そして1970年日本万博でジャズクラリネットプレイヤーとして音楽人生をスタートし、「ジャズシティ大阪」の幹事長を務める吉川裕之さんです。 両氏による講演を通して、ジャズが大阪の経済発展とどのように関わり、現代における地域活性化にどのように貢献できるのかを学びます。
ゲストスピーカー
- 石井順子さん: ジャズシンガー・バー経営者 (1938年生まれ、神戸市出身)
- 吉川裕之さん: ジャズシティ大阪 幹事長
5月4日(日):歴史的価値の継承による地域共生~大丸心斎橋店新本館~
13:00-15:00、17:00-19:00の2回公演で開催される本イベントは、「歴史的価値の継承」をテーマに、歴史的建築の保存と再生について議論します。
ゲストスピーカーは、建築家の永山祐子さん、建築史家の倉方俊輔さんです。永山祐子さんは、大丸心斎橋店旧本館の建て替えにおける御堂筋側外壁の原位置保存にも触れながら、ご自身の建築作品を通して「歴史的価値の継承」について語ります。倉方俊輔さんは、大丸心斎橋店におけるヴォーリズ建築の見所と、永山建築とヴォーリズ建築の共通点について解説します。
ゲストスピーカー
- 永山祐子さん: 建築家 (永山祐子建築設計設立)
- 倉方俊輔さん: 建築史家 (大阪公立大学大学院工学研究科教授)
10月4日(土):都市養蜂で自然豊かな街に
10月4日(土)開催のイベントは、小学生を対象としたワークショップを含め、大丸心斎橋店が2019年より取り組む「心斎橋はちみつプロジェクト」を題材に、都市養蜂のメリットや展望について議論します。ゲストスピーカーは8月上旬に発表予定です。 本イベントへの参加者募集は8月上旬より開始されます。
参加方法
5月3日(土)と4日(日)のトークイベントへの参加には、4月11日(木)18時までに応募フォームから応募が必要です。抽選で各回10組20名様(合計40組80名様)をペアでご招待し、当選者には4月中旬ごろにメールにてお知らせの上、「大阪・関西万博入場チケット」を郵送いたします。
まとめ
本イベントは、大阪・関西万博という国際的な舞台において、「都市のウェルビーイング」という重要なテーマについて、専門家やビジョナリーリーダーの視点から多角的に考察する機会を提供します。 ジャズ、歴史的建築、都市養蜂といった多様な切り口から、持続可能な都市のあり方について考える、貴重な3日間となるでしょう。


