パナソニック コネクト、大阪・関西万博に最先端テクノロジーを提供
2025年4月13日から10月13日にかけて開催された2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)は、開催前の建設現場から開催中の会場内、そして開催後も残る周辺施設やインフラまで、幅広い場面で最新のテクノロジーとソリューションを提供しました。 安心安全で効率的な万博の運営・開催のサポート、そしてサステナブルな社会の実現に貢献することを目指しました。
パナソニック コネクトは約40年以上に渡る画像処理技術開発の経験を活かし、世界最高水準(※)の顔認証技術を保有しています。この技術は、空港での本人確認、アミューズメントパークでのチケットレス入場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室など、既に様々なシーンで活用されています。長年にわたり、官公庁や社会インフラ、国際的な大規模イベントなどを、時代の変化に合わせたテクノロジーとソリューションで支えてきた実績があります。
大阪・関西万博では、世界中の文化・技術・産業が集結するこの一大イベントにおいて、パナソニック コネクトは、同社のパーパス「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」の実現に貢献しました。現場にイノベーションをもたらすことで、多様な人々が幸せに暮らせる持続可能な社会の実現を目指しました。
(※)2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1)で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果(検索精度)において、Mugshot(経年変化を含む正面顔データ。160万名登録)、Border(顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録)の2つの評価カテゴリで世界1位を獲得。
万博における具体的な取り組み例(プレスリリース情報に基づく)
パナソニック コネクトは、大阪・関西万博において、以下の様な取り組みを行いました。
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夢洲建設現場への顔認証本格導入 (2023年7月11日発表): パナソニック コネクトと大林組は、夢洲建設現場に世界最高水準の顔認証システムを導入しました。
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関係者入場への顔認証システム導入 (2024年10月7日発表): パナソニック コネクトと大日本印刷は、大阪・関西万博の関係者入場に顔認証システムを導入しました。
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IOWN APNを活用したリモートプロダクションへのソリューション提供 (2025年2月20日発表): 在阪放送局が共同利用する、IOWN APNを活用したリモートプロダクションに「KAIROS オンプレミス」を提供しました。
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自動運転バス走行ルートへのITSスマートポール提供 (2025年3月18日発表): パナソニック システムネットワークス開発研究所は、大阪・関西万博における自動運転バス走行ルートにITSスマートポールを提供しました。
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Osaka Metroへのウォークスルー型顔認証改札機納入 (2025年3月11日発表): Osaka Metroへのウォークスルー型顔認証改札機130駅への設置が完了し、3月25日より本格運用が開始されました。
これらの取り組みを通じて、パナソニック コネクトは大阪・関西万博の成功に貢献し、同時にサステナブルな社会の実現に向けた技術革新を推進しました。
お問い合わせ先
パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-410
受付:9時~17時30分(土・日・祝日は受付のみ)
関連情報
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国土交通省 近畿地方整備局 大阪国道事務所「道路交通の新たなモニタリング手法に関する現地実証実験(社会実験)」の概要
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NTT東日本
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パナソニック コネクトの顔認証ソリューション
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パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
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パナソニック コネクト Newsroom
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パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
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パナソニックグループ公式 2025大阪・関西万博 ウェブサイト
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ノモの国ポータル ウェブサイト
まとめ
パナソニック コネクトは、その顔認証技術をはじめとする最先端テクノロジーを駆使し、大阪・関西万博の様々な場面でソリューションを提供することで、万博の円滑な運営とサステナブルな社会の実現に貢献しました。 長年の開発経験と実績に基づいた同社の技術は、今後の社会インフラ整備にも大きく貢献していくことが期待されます。