杉山央氏登壇!大阪・関西万博公式YouTube「EXPO PLL Talks」公開収録レポート

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大阪・関西万博公式YouTubeチャンネル「EXPO PLL Talks」公開収録に杉山央がゲスト登壇

2025年4月1日、大阪・関西万博公式YouTubeチャンネル「EXPO PLL Talks」にて、連続トークイベント「EXPO PLL Talks アート & インパクト:イノベーターと共に考えるアフター万博の世界」の第16回が公開されました。本回は、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクターを務める杉山央氏をゲストに迎え、公開収録の様子が配信されました。

株式会社アートローグが公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁とともに、「Study:大阪関西国際芸術祭」の一環として開催した本イベント。モデレーターは、Study:大阪関西国際芸術祭総合プロデューサーである鈴木大輔氏(株式会社アートローグ 代表取締役CEO)が務めました。

杉山央氏は、新領域株式会社 CEO / Art+Tech Producerとして、「チームラボボーダレス」や「TOKYO NODE」などの施設立ち上げに携わってきた実績を持ちます。大阪・関西万博では、都市の記憶や人の対話をテーマにした全く新しいアート体験の創出を目指しています。

イベントでは、杉山氏のキャリアや、「いのちのあかし」パビリオンにおける取り組みについて語られました。杉山氏は、学生時代から都市空間と人々の関係性に強い関心を持ち、アートとテクノロジーを掛け合わせた創作に没頭。森ビルに入社後も、「六本木ヒルズ」や「虎ノ門ヒルズ」などの都市開発に関わり、アーティストと都市との接点設計に注力してきました。特に「森ビル デジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」では、世界最大規模の体験型アート施設の企画を主導しました。

杉山氏は、常に「表現者の味方」として、アーティストが自由に街を使える環境づくりに尽力。「作品を飾る場」ではなく、「その場自体が作品となる」空間づくり、鑑賞者が能動的に参加する体験設計を独自の強みとしています。

2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちのあかし」では、計画統括ディレクターとして建築・体験の全体設計を担当。廃校となった木造校舎を解体・移築し、来場者が「記憶を宿した空間」に身を置くことで、時間と空間を越えた感情や郷愁に触れられる設計となっています。

パビリオン内では、観客と“誰か”がスクリーン越しに10分間の対話を交わすインスタレーションが展開。相手が誰なのか、どこにいるのかも分からない状況下で、純粋な人と人とのつながりを可視化します。河瀬直美氏の演出による、AIやVRでは代替できない「人間らしさ」と「関係性」を浮かび上がらせる構造となっています。杉山氏は、このパビリオンを「みんなでつくるアート」と位置づけ、記憶を継承し、対話を育む体験こそがアートの新しい価値であると提示しています。

イベントの様子は、以下のURLから視聴可能です。

「EXPO PLL Talks アート & インパクト:イノベーターと共に考えるアフター万博の世界」について

本イベントは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するためのコンセプトに基づき、2025年の大阪・関西万博に向けて、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁とともに株式会社アートローグが共同開催しているトークイベントです。大阪関西国際芸術祭のアートに対する問いかけについて、モデレーターと多彩なジャンルのゲストとの対話を通じて、アートとビジネスの新たな可能性を探求しています。

Study:大阪関西国際芸術祭について

Study:大阪関西国際芸術祭 2025は、大阪関西を中心に、2025年4月11日(金)から10月13日(月)まで開催される現代アートの国際フェスティバルです。第4回目となる今年は、大阪・関西万博と同時期開催され、大阪・関西万博の会場(夢洲)、大阪文化館・天保山、大阪府立国際会議場(中之島)、西成・船場地区など、大阪の象徴的な場所で展開されます。「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」として、新たな対話と発見の場を創出します。

登壇者プロフィール

  • 杉山央氏: 新領域株式会社 CEO / Art+Tech Producer。「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」室長を経て、「TOKYO NODE」の企画責任者を務めるなど、多数の体験型展覧会を手掛ける。2025年大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちのあかし」計画統括ディレクター、2027年横浜国際園芸博覧会テーマ事業館・展示ディレクターも務める。

  • 鈴木大輔氏: Study:大阪関西国際芸術祭 創設者・総合プロデューサー、株式会社アートローグ 代表取締役CEO。

過去の登壇者一覧

「EXPO PLL Talks」では、これまでに多くのゲストが登壇し、アートとビジネスの新たな可能性を探求してきました。(詳細な過去のゲスト一覧とそれぞれの動画URLは本文中に記載済みです。)

株式会社アートローグについて

株式会社アートローグは、「Study:大阪関西国際芸術祭」の企画・運営、WEBメディア「ARTLOGUE」「Art Tourism」などの企画・運営を行う会社です。

本イベントは、大阪・関西万博の成功と、アートを通じた社会貢献に大きく寄与する取り組みと言えるでしょう。

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