給与100万円アップを目指す「5・50・100(ゴーゴーイチ)計画」〜大阪万博通期パス支給でアイデア創出を促進〜
株式会社エーディエフ(本社:大阪府大阪市西淀川区、代表取締役社長:島本敏)は、アルミ製品の設計・製造・販売を行う企業です。2025年より、5年間で社員の給与を100万円アップさせることを目指す「5・50・100(ゴーゴーイチ)計画」を始動させました。この計画は、5年間で年間50個のアイデアを生み出す組織体制を構築することで、社員の給与100万円アップを実現するというものです。2025年3月15日には、計画達成に向けた「5・50・100(ゴーゴーイチ)会議」の第2回が開催されました。
5年間で給与100万円アップを目指す「5・50・100(ゴーゴーイチ)計画」の詳細
エーディエフは、オーダーメイドに特化したアルミフレームメーカーとして、様々なジャンルの課題解決に挑み、独自のアイデアとアルミ加工技術で製品開発を行っています。これまでも、顧客の課題や日常生活における課題解決に向けてゼロから商品開発を進めてきました。コロナ禍においては、医療現場のニーズに応え、「車いす用陰圧ブース」や「ストレッチャー用ビニールカバー」などを短期間で開発・商品化しました。 また、「2024年問題」への対応として、トラック内での荷物の積み重ねを可能にする物流ボックス「ダンカーゴ」を開発し、新たな市場を開拓しました。
2024年に会社設立25周年を迎えたことを機に、新たな四半世紀に向けた取り組みとして、2025年2月から「5・50・100(ゴーゴーイチ)計画」をスタートさせました。この5カ年計画では、5年後には年間50個のアイデア創出を実現する仕組みを構築し、全社員の給与を100万円アップさせることを目標としています。自由な発想による独自の製品開発を通して商品価値を高め、企業成長と社員の給与アップにつなげることを目指しています。
「5・50・100(ゴーゴーイチ)会議」:部門横断的な情報共有とアイデア創出
計画推進のため、毎月「5・50・100(ゴーゴーイチ)会議」を開催しています。3月15日には第2回会議が開催されました。この会議は、従来の製造部門による「製造会議」とは異なり、社長を含む他部門の社員も参加します。
これまで、顧客と接する部門は直接的な意見や改善案を得る機会がありましたが、製造部門は外部の意見を聞く機会が限られており、新たなアイデア創出が課題となっていました。本会議は、部門横断的な情報共有を通じて、製造部門のモチベーション向上と新たなアイデア創出を促進することを目的としています。
近年は、「2024年問題」を契機に「ダンカーゴ」の売上が大きく伸びたことで、受注増加に伴う現場でのミスやケガも増加するという課題も発生しています。しかし、これらの課題は、製造業において共通して起こりうる問題であり、それらを改善するための新たな商品開発の機会にもなり得ると捉えています。会議では、現場のミスや課題から前向きな発想で新たなアイデアを生み出すことを奨励しています。
自主性と個性を尊重する会議運営
「5・50・100(ゴーゴーイチ)会議」には、特別なルールは設けられていません。エーディエフは、社員のアイデアから新商品開発や新部署設立などを行ってきた実績があり、「自走集団」としての信頼関係が構築されています。そのため、個々の自主性と個性を活かしたアイデア出しの場を目指しています。
年間50個のアイデア創出という目標を掲げていますが、全員がゼロからアイデアを出す必要はありません。ゼロからアイデアを生み出す人、既存のアイデアを改良する人、課題を発見する人、新たな活用方法を見出す人など、様々な形でモノづくりに貢献することが期待されています。
大阪万博通期パス支給:アイデア創出のための福利厚生
アイデア創出の促進のため、新たな福利厚生として、大阪万博の通期パスを全社員に支給しました。これは、会期中であれば何度でも入場できるチケットであり、世界の未来に触れることで、新たなアイデアを生み出すきっかけを提供することを目的としています。
