ゼンリン、2025年大阪・関西万博公式アプリ等に地図データを提供
株式会社ゼンリン(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:竹川道郎)は、2025年4月13日~10月13日に開催された「2025年大阪・関西万博」において、公式アプリやWebサービスなどに地図データを提供しました。
万博公式アプリ・Webサービスへの地図データ提供
ゼンリンは、万博の公式アプリ・Webサービス「EXPO 2025 Visitors」および、日本電信電話株式会社(NTT)とNTTアーバンソリューションズ株式会社が提供するAIナビゲートアプリ「EXPO2025 Personal Agent」に地図データを提供しました。これらのサービスにおいて、ゼンリンの地図データは来場者の会場内でのスムーズな移動を支援する役割を果たしました。 ゼンリンは、大阪・関西万博の運営参加(地図)ブロンズパートナーとして、万博の成功に貢献しました。
地図データの活用と特徴
ゼンリンは、独自の地図データ整備ノウハウを生かし、アプリで表示されるイラストマップ(会場図)の緯度経度のマッチング調整、歩行者向けのルート案内、建物の入り口情報といった詳細な情報を提供しました。これらの精緻なデータにより、来場者は会場内を効率的かつ快適に移動することができました。具体的には、アプリに表示されるイラストマップの正確な位置合わせや、歩行者にとって分かりやすいルート案内、建物の入り口位置の明確な表示など、会場探索の利便性を向上させるためのデータ整備を行いました。
提供されたサービス
- 「EXPO 2025 Visitors」: 万博の公式アプリ・Webサービス。
- 「EXPO2025 Personal Agent」: NTT、NTTアーバンソリューションズ提供のAIナビゲートアプリ。
その他、万博会場内で使用された交通案内などの地図にも、ゼンリンの地図データが一部提供されました。「EXPO 2025 交通インフォメーション」は、これらのデータの一部を活用したサービスの一例です。
ゼンリンの地図データ整備
ゼンリンは、全国約70拠点の調査スタッフが徒歩や車両などを活用し、日々現地調査を実施することで、日本全国の詳細な地図データベースを整備しています。大阪・関西万博で提供された地図データは、博覧会協会と協力して収集したデータと、ゼンリンが持つ位置情報を組み合わせることで作成されました。ゼンリン独自のネットワークデータ整備により、Door to Doorのルート案内を実現しています。 これは、出発地点から目的地までの経路を、歩行者にとって最適な形で案内する機能です。
ゼンリンについて
株式会社ゼンリンは、地図情報の提供を事業の中核とする企業です。詳細な地図データの整備と提供を通じて、様々なサービスに貢献しています。
まとめ
ゼンリンは、2025年大阪・関西万博において、公式アプリやAIナビゲートアプリ等に地図データを提供することで、来場者の円滑な移動をサポートしました。 全国規模の調査網と独自のデータ整備技術により実現した高精度な地図データが、万博の成功に貢献したと言えるでしょう。


