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大阪万博2025:オルビス、再生プラベンチ設置!スキンケア容器リサイクルでサステナブル

オルビス、大阪・関西万博2025にスキンケア容器をリサイクルしたベンチを設置 サステナブルな取り組みを継続

オルビス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山口裕絵)は、ポーラ・オルビスグループの省資源・資源循環に向けた取り組みの一環として、2025年開催の大阪・関西万博の会場に、スキンケア容器の再生プラスチックを用いたベンチを設置しました。 本取り組みは、持続可能な環境へのオルビスのサステナビリティ活動を象徴するものです。

再生プラスチックベンチ:オルビスのスキンケア容器の再活用

ポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:片桐崇行)は、化粧品由来の再生プラスチック加工技術の研究開発を行っており、今回のベンチ設置は日用品への転用を視野に入れた実証実験となります。

ベンチの素材には、オルビスのスキンケアシリーズ『オルビスユー』(医薬部外品)および『アクアフォース』(2024年2月販売終了)のローションボトルの充填前余剰資材(PET素材)がリサイクル素材として採用されました。 万博来場者にベンチを実際に使用してもらうことで、再生プラスチックの将来的な活用に向けた知見を得ることが目的です。

ベンチのデザインは、デザインコンサルティングのVOID株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:井上雅之)との連携によって実現しました。 視覚的・触覚的な2種類の表現が追求されており、ポーラ・オルビスグループ独自の化粧品クリームや、研究対象としている「肌」から着想を得ています。 乳化物の形態や肌表面(キメ)構造を表面デザインに模し、「触ってみたい」と思わせるデザインを目指しました。

ベンチの木製台座には、オルビスが2002年より環境保全活動を行っている公益財団法人オイスカ(所在地:東京都杉並区、代表理事:中野悦子)から提供された、「甲州市・オルビスの森」の間伐材が使用されています。大阪・関西万博で使用される木材は、持続可能性に配慮した木材の調達コードの基準に準拠することが求められますが、今回の間伐材は、オルビスが長年「甲州市・オルビスの森」を適切に管理してきた結果、その基準を満たすものとして認められました。

ベンチは大阪・関西万博会場内トイレ施設「島の蜃気楼」周辺の屋外に2台設置され、来場者は自由に利用できます。

オルビスのサステナブルな活動:省資源・資源循環への取り組み

オルビスは1987年の創業以来、ビューティーを基軸とした事業活動を通じた社会環境課題の解決を目指し、サステナブルな取り組みを継続しています。「地球に生かされている私たち」という考えのもと、限りある資源と環境への配慮から、商品領域では化粧品業界でもいち早く簡易包装や詰め替え可能な商品、使用済み容器の回収・リサイクルなどに取り組んできました。

2023年からは体験特化型施設『SKINCARE LOUNGE BY ORBIS』にてお客様から使用済み容器・ボトルの回収を開始し、2024年には使用済み容器や製造過程で出るプラスチックの端材、試作品容器などを「スパチュラ(ヘラ)」に再生し、お客様へ還元するリサイクルプログラムを実施しています。 また、甲州市およびオイスカと協働して「甲州市・オルビスの森」里山整備活動をはじめとした環境保全活動も20年以上継続しています。

まとめ

オルビスは大阪・関西万博2025において、スキンケア容器をリサイクルしたベンチを設置することで、省資源・資源循環への取り組みを具体的に示しました。 これは、長年継続してきたサステナビリティ活動の一環であり、企業理念である「地球に生かされている私たち」を体現する取り組みと言えます。 再生プラスチックの活用や、持続可能な木材の使用など、多角的なアプローチによる環境への配慮が、今後のオルビスの活動においても継続されることが期待されます。

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