小さな針のテクノロジーで、医療をもっとやさしく。コスメディ製薬が大阪・関西万博「Japan Expo Paris in Osaka 2025」で「マイクロニードル」の体験ブースを出展
2025年4月26日(土)と27日(日)、大阪・関西万博会場で開催されるイベント「Japan Expo Paris in Osaka 2025」にて、コスメディ製薬株式会社がマイクロニードル技術の体験ブースを出展します。
本ブースは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿った取り組みとして、マイクロニードル技術の普及啓発を目的としています。来場者は、マイクロニードルが拓く新たな医療ケアの可能性や、コスメディ製薬の社会的価値創造への取り組みを楽しく体験できます。
超高齢化社会におけるマイクロニードル:安心・安全な医療ケアの実現へ
2025年、日本は超高齢化社会に突入し、「2025年問題」と呼ばれる医療・介護体制の維持困難さが懸念されています。在宅医療、遠隔医療、セルフ医療への需要増加が見込まれる中、コスメディ製薬は、注射に代わる革新的な技術としてマイクロニードルに注目しています。
マイクロニードルとは、長さ数百ミクロンの微細な針を用いて皮膚から薬剤や有効成分を吸収させる技術です。2020年の世界経済フォーラムにおいて「世界を変える新興テクノロジートップ10」に選出されたこの技術は、高価な機器や高度なトレーニングを必要としないため、医療サービスが行き届いていない地域での検査や治療に貢献し、医療をより身近なものにする可能性を秘めています。
コスメディ製薬のマイクロニードル技術:溶解型マイクロニードルの世界初実用化
コスメディ製薬は創業当初からマイクロニードル技術の研究開発に力を注ぎ、2008年には、金属やシリコン製ではなく、ヒアルロン酸などの皮膚に含まれる成分を基材とした「溶解型マイクロニードル」の実用化に世界で初めて成功しました。これは、より安全性に優れたマイクロニードル技術の実現に繋がる大きな成果です。現在では、医療・医薬領域において「貼るマイクロニードルワクチン」や「血糖値を測定するマイクロニードルパッチ型センサー」などの開発を進めています。
「Japan Expo Paris in Osaka 2025」ブースでの体験イベント
コスメディ製薬のブースでは、「未来の痛くない注射」としてマイクロニードルを体験いただけます。「注射で泣く子をゼロにしたい」という開発理念に基づき、実際にどれほど痛くないのかを体感できます。ブースはオリジナルの巨大ガチャが目印です。
体験イベント内容:
- パネル紹介: 未来の痛くない注射「マイクロニードル」のパネル展示
- 体験コーナー: 「痛くない貼る注射」のサンプル体験、マイクロニードルの顕微鏡観察
- クイズラリー: マイクロニードルに関するクイズへの挑戦
- 巨大ガチャ参加: クイズラリー正解者へのオリジナル巨大ガチャ参加と景品プレゼント
「Japan Expo Paris in Osaka 2025」概要
フランスで25年間日本文化を発信してきた「Japan Expo」と連携した本イベントは、日本のアニメ、ゲーム、伝統工芸など、多様なコンテンツを体感できる展示・ショーイベントです。「クールジャパン」再発見イベントとして、日本文化の新たな価値や可能性を発掘することを目指しています。
- イベント名: Japan Expo Paris in Osaka 2025
- 日程: 2025年4月26日(土)・27日(日)10:00~20:00
- 会場: 2025年日本国際博覧会協会内 EXPOメッセ「WASSE」
- 入場料: 万博入場料のみ
- 主催: Japan Expo Paris in Osaka 実行委員会
- 共催: 経済産業省 近畿経済産業局
- 公式サイト: https://www.jepo2025.jp/
コスメディ製薬株式会社について
TTS(経皮吸収治療)に特化した研究開発を行う、京都薬科大学発ベンチャー企業です。「マイクロニードル」と「貼付剤」をコア技術とし、医療・医薬、美容・健康領域で事業展開しています。
(会社概要)
- 社名: コスメディ製薬株式会社
- 本社所在地: 〒601-8438 京都市南区西九条東比永城町75 GRAND KYOTO 3F
- 代表者: 代表取締役社長 権 英淑
- 設立: 2001年5月30日
- コーポレートサイト: https://cosmed-pharm.co.jp
※1 世界経済フォーラム https://jp.weforum.org/agenda/2020/12/wo-eru-na2020-no-tekunoroji-toppu10/
※2 公益社団法人 日本薬剤学会発行 学会誌「薬剤学」より