カタール「大阪・関西万博2025」パビリオン、盛況のうちにオープニングセレモニーを実施
2025年4月15日、大阪・関西万博2025のカタールパビリオンのオープニングセレモニーが、カタール国商工業大臣 ファイサル・ビン・ターニ・ビン・ファイサル・アール・サーニ閣下およびカタール・ミュージアム理事会議長 マヤッサ・ビント・ハマド・アール・サーニ閣下の臨席のもと、関係者多数が出席して盛大に執り行われました。これにより、文化、イノベーション、文明交流を祝う6ヶ月間の国際的な祭典へのカタールの参加が正式にスタートしました。
開会式には、カタール国駐日大使 兼 総代表 ジャーベル・ジャラッラー・アル・マッリ閣下、副総代表 兼 準備委員会委員長 アリー・ビン・ワリード・アール・サーニ氏、政府広報局長 ジャーシム・ビン・マンスール・アール・サーニ氏をはじめ、多くの政府高官や要人が出席しました。
「海岸線から、未来へ。」をテーマに掲げるカタールパビリオンは、インタラクティブな展示を通じて、伝統的な海辺のコミュニティから持続可能な開発とイノベーションを先導する現代国家へと進化したカタールの歩みを分かりやすく紹介しています。
万博の一般公開後、カタールパビリオンは大きな注目を集め、2025年時点で既に約8,000人の来場者を記録し、人気パビリオンの一つとなっています。
この機会に、カタール国商工業大臣 ファイサル・ビン・ターニ・ビン・ファイサル・アール・サーニ閣下は、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」について、単なるスローガンではなく、より持続可能で豊かな世界を築くための責任を促す呼びかけであると述べ、カタールの国家ビジョン2030との整合性を強調しました。 カタールパビリオンは、この国家ビジョンを体現するものであり、豊かな海洋文化の遺産から、革新と技術進歩を取り入れる現代への進化の物語を、本物らしさと未来志向の野心の融合として伝えていると説明しました。
カタールパビリオン総代表 兼 在日カタール国大使 ジャーベル・ジャラッラー・アル・マッリ閣下は、来場者を歓迎し、大阪・関西万博2025を「革新・文化・団結」の象徴と位置づけました。 パビリオンは、人的資源の育成に対するカタールの取り組みと、50年以上にわたる日本との協力と友情に基づいた強固な二国間関係を反映しており、来場者は、伝統から現代への歩みを通じて、カタール国家ビジョン2030の精神を体感できると述べました。
副総代表 兼 準備委員会委員長 アリー・ビン・ワリード・アール・サーニ氏は、カタール国家ビジョン2030を通じて、伝統と進歩の調和を目指すカタールの取り組みを紹介できることを誇りとし、このビジョンがイノベーションと人材育成を基盤とした持続可能な未来への道筋を示すものだと述べました。 世界中の人々に、自然の恵みを活かしながらグローバルな貢献へと昇華させるカタールと、ルーツへの誇りとつながりを大切にし続けるカタールの姿を伝えたいと語りました。
パビリオンは「海」と「陸」の2つのゾーンに分かれており、インタラクティブで情報豊富な展示を通じて、カタールの自然や文化の歴史、都市開発と経済成長における成果、そして環境・地域社会に根ざした取り組みが紹介されています。
公式来賓向けの専用スペースには、カタールと日本の長年にわたる文化的つながりを称える展示が設けられており、「友情の巻物」の紹介や、両国の深い歴史的関係を示す文化体験型アクティビティが展開されています。
世界的に著名な日本人建築家、隈研吾氏によって設計されたカタールパビリオンは、伝統的なカタールのダウ船の帆と、日本の木組み技法「木組」から着想を得ており、光・水・自然素材を通じて、カタールと日本の両文化の調和を象徴的に表現しています。
カタールの大阪・関西万博2025への参加は、文化的な協働とイノベーションの促進に対する同国の揺るぎない姿勢を示すものであり、カタール国家ビジョン2030に基づき、本物らしさと未来志向の進歩を両立させたビジョンを世界に発信するものです。
【出展概要】
- 会場:2025年大阪・関西万博大阪・夢洲(ゆめしま)万博会場
- 主催:カタールパビリオン準備委員会
- 出展期間:2025年4月13日~2025年10月13日
- テーマ:From the Coastline, We Progress(沿岸から未来へ ─ カタールの歩み)
- コンセプト:カタールの発展の歴史と将来のビジョンを象徴する「水」と「海」をテーマに展示。古代の真珠採りの知恵と最先端のイノベーションが出会う場所。没入型パビリオンで、伝統と進歩、そして自然保護が完璧に調和したカタールのビジョンを、マルチメディアアートが鮮やかに描き出します。
- 出展面積:1050㎡
カタールパビリオン PR事務局について
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