洗剤不要・水捨てない洗濯機!wash-plusが2025大阪・関西万博で革新技術を披露
2025年4月13日から開催されている2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で、株式会社wash-plus(本社:千葉県浦安市、代表取締役:高梨健太郎)が、4月21日から4月28日まで「水を捨てない洗濯機」を展示しています。
この革新的な洗濯機は、大阪ヘルスケアパビリオン内の予約不要エリア「リボーンチャレンジ」にて公開されました。「リボーンチャレンジ」は、400を超える中小企業・スタートアップが、新技術開発などの取り組みを紹介するエリアです。万博会期中(2025年4月13日~10月13日)の26週間、毎週異なる26のテーマで展示や体験を通じて技術発信が行われ、wash-plusの洗濯機は「Resona Mirai Color 〜夏〜ミライのメトロポリス」カテゴリー内で展示されています。
wash-plusは、「人と地球にやさしい未来を」をパーパスに掲げ、洗剤を使わず「wash+ Water(ウォッシュプラスウォーター)」と呼ばれる洗濯専用アルカリイオン電解水で洗い上げる独自技術を用いたランドリー事業と、ランドリー専用IoTシステム「smart laundry(スマートランドリー)」開発事業を展開しています。 SDGsの10目標を実現を目指し、毎日の洗濯を「持続可能な社会の実現に貢献する活動」につなげているとアピールしています。
水を捨てない循環型洗濯機のモック展示
万博での展示では、給排水設備がなくても使える「水を捨てない」循環型洗濯機のモックが公開されています。 この洗濯機は、wash-plusの環境への配慮と持続可能性への取り組みを象徴するものです。
wash-plusの事業内容
wash-plusは、革新的な洗濯技術とIoTシステムを組み合わせた多様な事業を展開しています。
コインランドリーwash+(ウォッシュプラス)
アレルゲンフリー・合成化学物質ゼロを謳う「水で洗う洗濯」を提供するコインランドリーです。タッチパネル付き洗濯乾燥機、多様なキャッシュレス決済対応、多言語化、業界初のダイナミックプライシング導入など、最先端技術を導入しています。
ホテルランドリーwash+ Comfort(ウォッシュプラス コンフォート)
ホテル・旅館向けに最適化された、高級感あふれるランドリーサービスです。アレルゲンフリーな洗濯による水資源保全への貢献、多言語表示・キャッシュレス決済、IoTシステムによる売上管理の容易さなどが特長です。インバウンド対応と省人化にも貢献します。
ランドリー専用IoTシステム smart laundry(スマートランドリー)
2017年に発表されたコインランドリー専用のIoTシステムは、2024年12月末時点で全国400店舗、スマホアプリは2025年2月時点で50万ダウンロードを達成しています。このシステムは、従来のコインランドリーにおける機械設置後のメニュー変更、現金集金・集計、盗難・強盗への対策、休日トラブル対応といったオーナーの課題をITで解決することを目指しています。
顧客のスマートフォンアプリと店舗機器の連動により、「時短家事」「タイパ(タイムパフォーマンス)」に貢献するサービスとしてコインランドリーを再定義し、働き方改革や女性の社会進出にも寄与しています。 ホテルランドリー向けのカスタマイズ版「Smart Laundry for HOTEL」も提供しており、多言語表示・各種キャッシュレス決済、24時間稼働状況・売上確認可能な管理画面などを備え、施設の省人化に貢献します。 常にアップデートが行われ、「進化し続けるランドリー」として注目されています。
wash-plusの受賞歴
wash-plusは、数々の賞を受賞しています。
- 2020年第3回日本サービス大賞(優秀賞)
- 2019年度(第37回)IT賞(中小企業史上初のIT最優秀賞)
- CHIBAビジコン2016(千葉県知事賞【ちば起業家大賞】)
- 2023年度(第41回)IT賞(IT賞(顧客・事業機能領域))
- ニューズウィーク日本版SDGsアワード2023(環境部門賞)
- サステナブル★セレクション2024(三つ星選定)
- 第12回グッドライフアワード2024(実行委員会特別賞 地球と人への想いやり賞)
- 第25回グリーン購入大賞(大賞)
- DXイノベーション大賞2024(ベンチャー企業部門 最優秀賞)
wash-plusは、大阪・関西万博での展示を通して、その技術力と持続可能性への取り組みを世界に発信しています。 洗剤を使わない洗濯、そして水を捨てない洗濯機という革新的な技術は、今後のランドリー業界、ひいては持続可能な社会の実現に大きく貢献する可能性を秘めていると言えるでしょう。


