2025年大阪・関西万博:京都の伝統が世界へ!老舗京和傘屋「日吉屋」が「ミャクミャクくんのビニール番傘」を発売
2025年、大阪・関西万博の開催を迎え、京都の伝統技術が世界に発信されています。老舗京和傘屋である株式会社日吉屋は、2025年大阪・関西万博公式ライセンス商品として、「EXPO2025 Vinyl WAGASA ミャクミャク」の販売を開始しました。これは、万博の公式マスコットキャラクターであるミャクミャクくんをデザインしたビニール製の番傘です。
伝統と現代技術の融合:こだわりの「EXPO2025 Vinyl WAGASA ミャクミャク」
「EXPO2025 Vinyl WAGASA ミャクミャク」は、データサイエンティストの宮田裕章・慶應義塾大学教授がプロデューサーを務めるシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」シルバーパートナーである読売新聞の企画、そして京都芸術大学との包括連携協定の一環として制作されました。 日吉屋をはじめとする京都の伝統工芸職人によって生み出された本商品は、ミャクミャクくんや万博ロゴのデザインが施され、京提灯や京コマなど、他の京都伝統工芸品とともに販売されています。
伝統技法と現代素材の調和:職人の技が光る傘づくり
制作工程は、竹骨を一本一本丁寧に繋ぎ合わせる、安土桃山時代から続く伝統的な手法から始まります。この伝統的な技術が、現代の和傘にも受け継がれています。「EXPO2025 Vinyl WAGASA ミャクミャク」も例外ではなく、熟練の職人によって一つ一つ丁寧に仕上げられています。
ミャクミャクくんの持つユーモアやカラフルなデザインと、和傘の優美な構造を融合させるため、職人と共に骨組みと図柄のバランスを調整。伝統とポップカルチャーが調和した、新しい“和のアート”と言える仕上がりとなっています。
商品概要:伝統とモダンの融合が魅力の雨傘
「EXPO2025 Vinyl WAGASA ミャクミャク」は、伝統的な和傘である番傘と同じ構造で、竹を割って作られています。しかし、素材には水や汚れに強いビニールを採用。雨の日でも安心して使用できます。内側の和紙には竹の色に合わせた繊細な色味が用いられ、上品な仕上がりとなっています。雨の日にこの傘を使うことで、特別なひとときを演出してくれるでしょう。
商品詳細
- サイズ:φ1,130mm×H750mm
- 重量:約670g
- 素材:竹、ビニール、手漉き和紙(日本製)
- 販売場所:2025大阪・関西万博公式ライセンス商品オフィシャルオンラインストア及び、日本の工芸・美術&2025年大阪・関西万博 美術展ナビ特設ショップ
価格
115,500円(税込)
万博を機に体験できる日吉屋の工房プログラム
日吉屋は、大阪・関西万博の開催を機に、観光ポータルサイト「Expo 2025 Official Experiential Travel Guides」において、京和傘制作工程を学べる体験プログラムを提供しています。「ミニ和傘の制作体験」や、完成品に絵付けや貼り絵を行う「ミニ和傘のコラージュ体験」など、工房見学付きのプランが用意されています。
工房は、歴史的な文化遺産が残り、昔ながらの風情ある街並みが残る西陣に位置しています。体験後には、歴史的情緒が感じられる京都の街散策も楽しめます。
株式会社日吉屋について
日吉屋は江戸時代後期創業の京和傘の老舗です。創業より160年以上、伝統の技を受け継ぎ、京和傘を作り続けてきました。現在でも和傘の制作や修復を行い、代々受け継がれてきた「京和傘」の技法を継承する唯一の工房です。近年は、伝統産業振興にも貢献しています。
この「EXPO2025 Vinyl WAGASA ミャクミャク」は、2025年大阪・関西万博において、伝統と現代技術の融合、そして京都の伝統文化の魅力を世界に発信する象徴的な存在と言えるでしょう。


