大阪・関西万博「クールジャパンショーケース/アニメ・マンガツーリズムフェスティバル」にてメタバース商業施設『そらのうえショッピングモール』が体験ブースを出展

2025年4月30日(水)～5月2日(金)の3日間、大阪・関西万博会場内で開催された「クールジャパンショーケース/アニメ・マンガツーリズムフェスティバル」に、ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社がメタバースの商業施設『そらのうえショッピングモール』（以下、モール）の体験ブースを出展しました。本イベントは、内閣府知的財産戦略推進事務局が主催、一般社団法人アニメツーリズム協会が運営し、全国26の地域が出展する大規模なフェスティバルでした。

メタバース商業施設『そらのうえショッピングモール』体験ブースの概要
多言語対応とグローバル展開
VRChat版「そらのうえショッピングモール」の同時展開
「クールジャパンショーケース/アニメ・マンガツーリズムフェスティバル」について
『そらのうえショッピングモール』について
ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社について
monoAI technology株式会社について

メタバース商業施設『そらのうえショッピングモール』体験ブースの概要

本体験ブースでは、スマートフォンからモールにログインし、様々なコンテンツを楽しむことができました。特徴的なのは、47都道府県のご当地VTuberが応援大使を務めるモールで、各VTuberによる「アニメの聖地」紹介動画を視聴することができた点です。これらの動画は、英語字幕付きで、現地への行き方、周辺観光スポット、おすすめのお土産などが紹介されていました。現在130名以上のVTuberが応援大使を務めており、ご当地観光協会様や版権元様の確認を経て、動画は随時作成・更新されています。会場を離れても、スマートフォンからモールにログインすることで、最新版の動画を視聴することが可能です。

多言語対応とグローバル展開

大阪・関西万博には多くの海外からの来場者がいたことから、モール内では英語版への対応が行われました。スタッフや通行人の吹き出しを英字に変更したり、インフォメーションには多言語対応可能なChatGPTのAIを使用したスタッフを配置するなど、多言語対応に力を入れていました。さらに、中国語版と韓国語版も準備されていました。ブラウザからスマートフォンでログインできるため、会場外や帰国後も気軽にモールを楽しむことが可能です。

VRChat版「そらのうえショッピングモール」の同時展開

ベネリックデジタルエンターテインメント株式会社は、monoAI technology株式会社と共同で、メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」を活用してモールを運用しています。今回の関西・大阪万博での展開に合わせて、世界中で多くのユーザーが活用しているVRアプリ「VRChat」でもモールを展開しました。モールの3号館「47都道府県ご当地館」をVRChatのワールドとして展開し、全世界のユーザーに日本各地の魅力を伝える試みが行われました。VRChat版の利用には、SteamアプリおよびVRChatアプリのインストールが必要でした。

「クールジャパンショーケース/アニメ・マンガツーリズムフェスティバル」について

開催時期: 2025年4月30日(水)～5月2日(金) 11:00～17:00 (観覧の事前予約不要)
会場: 大阪・関西万博会場内 EXPO メッセ「WASSE」イベントホール南
主催: 内閣府知的財産戦略推進事務局
運営: 一般社団法人アニメツーリズム協会(アニメ・マンガツーリズムフェスティバル事務局)

『そらのうえショッピングモール』について

『そらのうえショッピングモール』は、スマートフォン、パソコン、タブレットなどからアプリ無しでログインし、アバターを操作してオンラインショッピングやライブイベントなどを楽しめるメタバース商業施設です。現在、200店舗以上のお店やイベント会場が展開されており、キャラクターショップが集積された1号館、神保町の古書店や神田カレーグランプリ受賞店、お茶の水楽器店などが集積された2号館、47都道府県のご当地VTuberが方言で応援大使を務めるお店が集積された3号館、「アニメツーリズム協会出張所」や「ご当地写真展」も開催される3号館、ゲームショップが集積され、謎解きやダンジョンゲームなどもある4号館、イラストレーター、デザイナー、アーティストなどのお店が集積された5号館などから構成されています。