2050年を見据えた「いのち宣言」ドラフト公開!いのち会議、大阪万博で初発表

未分類

いのち会議、「いのち宣言」ドラフトを大阪・関西万博で初公開!2050年を見据えた未来社会の実現へ

2025年4月26日(土)、大阪・関西万博会場にて開催されたキックオフイベントにおいて、「いのち会議」事業推進協議会(いのち会議 事務局)は、「いのち宣言」のドラフト版(暫定縮刷版)を初公開しました。本日より、いのち会議ウェブサイトにて公開されています。

この「いのち宣言」は、国内外から寄せられた「いのちの声」や「アクションパネル」での議論、そして活動に関わってくださった方々の約70の「提言」(アクションプラン)を基に作成されました。

宣言は、まず9行の詩のようなフレーズで、いのちへの思いを表現しています。 続いて、いのちを大切にするための5つの視点、「かんじる」「まもる」「はぐくむ」「つなぐ」「しる」を提示。それぞれの視点におけるアクションを呼びかけ、視点を実現するための数十の提言(アクションプラン)が示されています。そして、数多くの「いのちの声」が宣言全体を支えています。

「いのち宣言」の思い

私たちにあたえられた かけがいのない このいのち

はかなくて 傷つきやすく 時のなかで 変わっていく

どんないのちも 輝きを秘め

すべてのいのちは つながっている

ひとつ ひとつの いのちを

まもり はぐくみ つないでいこう

秘めた輝きを ときはなとう

生きている 意味をしろう

いのちのみなもとに かえろう

「いのち宣言」の5つの視点

  • いのちを「かんじる」: 人や自然と出会い、それぞれの「いのち」を感じる。「いのち」のはかなさや傷つきやすさを感じ、その尊さや喜び、秘められた輝きや価値を感じる。

  • いのちを「まもる」: 様々な脅威から「いのち」を守る。特に傷ついている「いのち」、弱められている「いのち」に向き合い、寄り添い、手を差し伸べる。

  • いのちを「はぐくむ」: 多様な「いのち」の秘めた力を見いだし「善く生きる」ために活かす。社会のしくみを整え、ひとりひとりの潜在能力を伸ばす。自然の恩みを持続可能な形で受ける。

  • いのちを「つなぐ」: 様々な差別や偏見、分断を乗り越え、敵意のない世界を実現する。自然と共生し、全体がひとつの大きな「いのち」であることに気づく。過去、現在、未来へと「いのち」をつなぎ、大きな「いのち」を持続させる。

  • いのちを「しる」: 「いのち」のみなもと、「いのち」を成り立たせているもの、「いのち」が向かっているところを科学、哲学、宗教だけでなく、様々な経験を通じて知り、生かされていることの意味を知る。

「いのち宣言」への提言(アクションプラン)

現時点のアクションプランは、いのち会議ウェブサイトで閲覧可能です。 今後は、「いのちの視点」や「SDGs」毎などに分類して見ることができるウェブサイトも公開予定です。

今後の展望と参加呼びかけ

このドラフト版に対して、多くの意見をいただきながら改訂を重ね、最終的には100近くの提言を集めて最終版を作成します。 皆様からのご意見は、専用のフォームから受け付けています。

2025年10月11日(土)には、大阪・関西万博会場「フェスティバルステーション」にて「いのち宣言フェスティバル」を開催し、「いのち宣言」の最終版を発出します。 この発出は、「いのち会議」の、そして人類全体のための目的・ビジョンの達成に向けた決意とプランの表明となります。 宣言における理念や目標の2050年の達成を目指し、25年間、アクションプランを本格的に実施していきます。

いのち会議について

「いのち会議」は、一人ひとりが地球の上で生かされている「いのち」であるという意識に立って繋がり、声を上げ、聞き合い、考え、話し合い、ひとつの声にしてグローバルなムーブメントにつなげていく場です。 2025年大阪・関西万博において「いのち宣言」を発信し、万博のレガシーとして継続、SDGsを推進し、SDGsの次のゴールを構想していきます。

お問い合わせ

「いのち会議」事業事務局 ウェブサイト:https://inochi-forum.org/

この「いのち宣言」は、国や文化、世代、立場を超えて、「すべてのいのちが輝く」ための行動と対話の出発点となることを目指しています。

気になる!万博
プライバシー

このウェブサイトでは、お客様に最高のユーザー体験を提供できるよう、クッキーを使用しています。クッキーの情報は、お客様のブラウザに保存され、お客様が当ウェブサイトに再度訪問された際に、お客様を認識したり、お客様が当ウェブサイトのどのセクションを最も興味深く、有用であると感じるかを当チームが理解するのに役立つなどの機能を果たします。

タイトルとURLをコピーしました