大阪万博関連イベント「第1弾:Art Walk 御堂筋」参画 ウォーカブルなまちづくりに貢献/社会実験の実施
2025年5月、ユアサ商事株式会社は、大阪・関西万博の開催と連動して大阪市が実施する「御堂筋サテライトプラン」の第1弾「Art Walk 御堂筋」に参画しました。同社は滞在空間の創出を行い、同時に公共空間活用のためのデータ取得・分析という社会実験にも取り組んでいます。
「御堂筋サテライトプラン」とArt Walk 御堂筋
大阪市は、「御堂筋将来ビジョン」に基づき、御堂筋を世界に誇れる「人中心のストリート」へと再編する計画を進めています。その一環として開催されたのが、「Art Walk 御堂筋」です。
ユアサ商事の取り組みとこれまでの実績
ユアサ商事株式会社は、国土交通省推進事業「ウォーカブルなまちづくり」において、長年にわたり「居心地がよく歩きたくなるまちの実現」に貢献してきた実績を有しています。この実績が評価され、今回の「Art Walk 御堂筋」への参画へと繋がりました。 同社のこれまでの実績については、ウェブサイト(https://www.yuasa.co.jp/solutions/walkable/)を参照ください。
Art Walk 御堂筋の概要
「Art Walk 御堂筋」では、梅田新道交差点から難波西口交差点までの御堂筋の歩道や側道空間において、フラワーカーペット、ストリートギャラリー、コンサートなど10のアートプログラムが展開されました。開催期間は2025年5月8日(木)~5月12日(月)でした。 イベントの詳細については、公式ウェブサイト(https://midosuji-challenge.jp/satellite/artwalk/)をご覧ください。
ユアサ商事の役割:滞在空間の創出と社会実験
ユアサ商事は「Art Walk 御堂筋」において、以下の2つの役割を担いました。
1. 滞在空間の創出:
ユアサ商事は、自社のネットワークを活かし、複数企業と連携してストリートファニチャーやパラソルなどを設置し、彩り豊かで魅力的な滞在空間を創出しました。設置箇所は、大阪ガスビルディング前(側道)、アーバンネット御堂筋ビル(公開空地・歩道)、大丸心斎橋店前(歩道)、心斎橋PARCO前(歩道)、そしてなんば広場前(車道)※5月11日(日)のみ、でした。
2. 社会実験:公共空間への滞在空間創出による経済効果の検証:
本イベントを社会実験と位置づけ、株式会社建設技術研究所およびNTTアーバンソリューションズ株式会社と協力して、「公共空間への滞在空間創出による経済効果の検証」を行いました。具体的には、アーバンネット御堂筋ビル前の公開空地にストリートファニチャーを設置し、人流や滞在時間などを分析することで、今後の公共空間活用に役立つデータ取得を目指しました。
協力会社
本社会実験には、株式会社建設技術研究所とNTTアーバンソリューションズ株式会社が協力しました。
株式会社建設技術研究所:
所在地:東京都中央区日本橋浜町3-21-1 日本橋浜町Fタワー
代表者:代表取締役社長執行役員 西村 達也
事業内容:土木建設事業に関する企画、調査、計画、設計及び事業監理他
NTTアーバンソリューションズ株式会社:
所在地:東京都千代田区外神田4丁目14番1号 秋葉原UDX
代表者:代表取締役社長 辻上 広志
事業内容:街づくりに関する企画、提案及び推進、NTTグループや事業パートナーとの連携、街づくりの展開に向けた地域とのコミュニケーション
ユアサ商事株式会社について
所在地:東京都千代田区神田美土代町7番地
代表者:代表取締役社長 田村 博之
設立:1919年6月25日
事業内容:産業機器、工業機械、住設・管材・空調、建築・エクステリア、建設機械、エネルギー、その他分野に関する製品販売やサービス提供
まとめ
ユアサ商事は、「Art Walk 御堂筋」への参画を通じて、滞在空間の創出と社会実験によるデータ取得に貢献しました。 これは、同社の「ウォーカブルなまちづくり」への継続的な取り組みの一環であり、今後さらなる企業との協業を通して、より良い街づくりに貢献していく姿勢を示しています。


