“ARTとSATORI”が万博を横断する——空海ゆかりの和歌山から「いのち展」新作を公開、大阪・関西万博関西パビリオン和歌山ゾーンからジャパンデー日本国際芸術祭へ

2025年、大阪・関西万博において、一般社団法人Feel&Sense所属のアーティスト、橋本昌彦・橋本さやかによるアートプロジェクト「ARTとSATORI」が、万博を横断する大規模な展示プログラムを展開します。その中心となるのは、「いのち展《存在のはじまりへ──空海の祈りといのちの曼荼羅》」です。

曼荼羅 × 科学 × 祈りという三位一体で、いのちを体感。──《いのち展》存在のはじまりへ──
万博を横断する「いのち」のメッセージ
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曼荼羅 × 科学 × 祈りという三位一体で、いのちを体感。──《いのち展》存在のはじまりへ──

5月6日より、大阪・関西万博関西パビリオン「和歌山ゾーン」にて、特別展示「いのち展」が一般公開されます。「存在のはじまり」をテーマに、空海直筆と伝わる梵字、胎蔵界曼荼羅、そしてスウェーデンの科学写真家レナート・ニルソンが撮影した生命誕生の神秘的な写真を融合させた、現代曼荼羅表現が展開されます。

この展示は、曼荼羅、科学、祈りの三位一体による芸術構成が特長です。宇宙の声を写す神聖な文字である梵字、慈悲のエネルギーを可視化した仏たちの宇宙地図である曼荼羅、そして私たちの原初の記憶に静かに触れる神秘の胎内の実写写真が、一体となって「いのち」の本質を表現しています。見えない“いのち”の本質に形を与え、観る人の心に“感じる体験”を届けることを目指しており、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と深く共鳴する企画となっています。

万博を横断する「いのち」のメッセージ

「いのち展」は、関西パビリオン和歌山ゾーンでの展示にとどまりません。万博開催期間中、以下の主要プログラムと連動した“万博横断型アートプロジェクト”として展開されます。

1. 関西パビリオン「和歌山ゾーン」内特別展示エリア:

2025年5月6日（火）より一般公開。

2. 日本国際芸術祭　EXPOメッセ「WASSE」出展:

6月30日～7月6日、ジャパンデー期間中に開催される日本国際芸術祭に出展。「いのちの象徴」として選出され、公式展示の一環として作品が再構成・展示されます。この国際的な文化プログラムを通して、日本の精神文化と芸術が世界に発信されます。

3. アート体感「LIFE®︎いのち with スーパーキッズ・オーケストラ」:

9月27日、EXPOホール「シャインハット」にて、博覧会協会協力催事として開催されるイベントです。ART映像作品「LIFEいのち」と、世界的指揮者佐渡裕氏が指導するスーパーキッズ・オーケストラによる特別音楽舞台が融合。会場では「いのち展」の作品も特別展示され、音楽とアートといのちが響き合う空間が創出されます。