Atlas、音声観光ガイド搭載のAIエージェントを、御堂筋を活用した万博関連イベント「御堂筋 みちの未来体験EXPO」で提供
2025年5月、Atlas株式会社はトヨタ・コニック・プロ株式会社と連携し、大阪・関西万博開催期間中の大阪市イベント「御堂筋みちの未来体験EXPO」の第1弾「Art Walk御堂筋」において、AI音声ガイドと周遊観光サービスを提供しました。
このイベントでは、Atlasが開発した検索AIエンジン「Melody」を搭載したAIエージェントが活用されました。「Melody」は位置情報と連動したコンテンツ呼び出し機能と、自然言語によるチャット型インターフェースを備えています。これにより、単なる音声ガイドにとどまらず、ユーザーと対話する観光案内を実現しました。参加者は御堂筋の歴史や見どころをリアルタイムに案内され、AIとの会話を楽しみながら独自の散策体験を満喫することができました。
イベント概要
実施期間: 2025年5月8日(木)~5月12日(月)11:00~17:00(雨天中止)
走行エリア: 御堂筋(大阪府大阪市)
体験内容:
- TOYOTA歩行領域BEV『C+walk T/S』による周遊走行
- Atlas開発のAIエージェント(Agent)による対話型音声ガイド
- アートラッピング仕様C+walkによるアートウォーク
参加方法: 事前予約制(料金:無料)
主催: 大阪市建設局
運営: 大日本印刷株式会社・株式会社JTBコミュニケーションデザイン
コンテンツ企画: トヨタ・コニック・プロ株式会社
アプリ・AI開発: Atlas株式会社(https://atlas-tech.co.jp/)
協力: トヨタ自動車株式会社
「Melody」と観光事業者向けダッシュボード機能
「Melody」は、位置情報とユーザーからの質問にリアルタイムで応答する機能を備え、新たな大阪観光体験を提供しました。 さらに、観光事業者が容易に音声ガイドを運用できる「ダッシュボード機能」が導入されました。この機能により、事業者自身でコンテンツの追加、修正、管理が自由にできるようになり、柔軟な運用が可能となっています。
Atlas株式会社について
Atlas株式会社は、独自の技術を用いてユーザーのデジタル行動から嗜好性を高精度に推測するAIエージェントを開発する企業です。観光、小売、コンテンツクリエーション、購買分野など、幅広い領域でサービスを提供しており、AI技術を通じて人々の日常生活や消費行動に新しい価値を創出することを目指しています。
「人の気持ち」を理解するAIエージェントの開発
Atlasは、観光分野だけでなく、コンテンツクリエーションやECサイト、リアル店舗における購買行動など、「人の気持ち」が重要な様々な分野でAIエージェント技術を展開しています。 コア技術である「World AI」を用いて、人間の感性や意図を捉え、明確な価値を提供できるAI開発に取り組んでいます。
お問い合わせ先
Atlas株式会社担当:熊谷 流気(プロジェクト担当)Mail:lyuki@atlas-official.net
まとめ
Atlas株式会社は、「御堂筋みちの未来体験EXPO」において、AI音声ガイドを搭載したAIエージェント「Melody」を提供しました。位置情報連動、自然言語対応のチャットインターフェース、そして観光事業者向けダッシュボード機能によって、革新的な観光体験とスムーズな運用を実現しています。 これは、Atlasが目指す「人の気持ち」を理解する未来のエージェント開発の一例と言えるでしょう。
