サウジアラビア王国館、2025年大阪万博テーマウィーク第2弾「未来のコミュニティとモビリティ」をリード
2025年5月15日から26日まで開催された大阪・関西万博のテーマウィーク第2弾「未来のコミュニティとモビリティ」。サウジアラビア王国館は、このテーマウィークにおいて中心的な役割を果たしました。
5月16日、未来都市に関する先進的な議論を開催
サウジアラビア王国館は、5月16日17時45分から20時30分まで、大阪万博のテーマウィークスタジオにて「未来の都市のための先進的な議論(Leading Dialogues for Future Cities)」と題したイベントを開催しました。このイベントは、サウジアラビア王国館主催によるもので、ロシャン(ROSHN)、サウジデータAI庁(SDAIA)、アルマディーナ地域開発庁、クオリティ・オブ・ライフ・プログラムといった、サウジアラビアを代表する機関からの豪華な顔ぶれが登壇しました。
イベントでは、スマートシティやデジタルインフラの役割、グリーンイニシアチブ、そして未来の居住空間に関する革新的なアイデアなどが議論されました。特に、包括的で技術的に進んだ持続可能な都市環境を構想し、多様なライフスタイルに対応できるかという点に焦点が当てられました。
登壇者には、以下の面々が名を連ねました。
- アブドゥルラフマン・ビン・アヤフ:内務省地域評議会事務局次長
- ミシャリ・イブラヒム・アルミシャリ:国家情報センター副所長
- モグレン・アルモグレン:サウジアラビアデータ・AI庁戦略パートナーシップ部長
- ノラ・アリュスフ:「クオリティ・オブ・ライフ」チーフ・グローバル・エンゲージメント・オフィサー
- アブドゥルラフマン・イブラヒム:アル・マディーナ地域開発局チーフ・データ・イノベーション・オフィサー
- アデル・アルザハラニ:「ROSHN」コミュニティ開発部長
- ウィーム・アル・ダキール:サウジアラビア人ジャーナリスト(モデレーター)
「クオリティ・オブ・ライフ・プログラム」イベントも同時開催
テーマウィーク2の一環として、サウジアラビア王国館のパビリオン内「コラボレーション・ハブ」ルームでは、「クオリティ・オブ・ライフ・プログラム」によるイベントも開催されました。
5月15日、「人間中心の都市:より質の高い生活のためのイノベーション」
5月15日11時00分から13時00分まで開催されたこのイベントでは、サウジアラビアと日本、そして「クオリティ・オブ・ライフ・プログラム」と「スマート・シティ・インスティテュート・ジャパン」のコラボレーションが紹介されました。スマートシティ・インスティテュート・ジャパンの南雲岳彦代表理事、クオリティ・オブ・ライフ・プログラムのノラ・アリュスフ最高グローバルエンゲージメントオフィサー、国連ハビタット・アジア太平洋地域統括福岡本部本部長の石垣和子氏が登壇し、「クオリティ・オブ・ライフ・イニシアチブ」に関する貴重な知見を共有しました。
サウジアラビア王国館の取り組み
大阪万博におけるサウジアラビア王国館は、コネクティングゾーン(C14-01)の西ゲート内に位置し、毎日9時00分から21時00時までオープンしていました。パビリオンでは、サウジアラビアの豊かな伝統、画期的なギガプロジェクト、環境への取り組みなどが紹介され、ビジョン2030の下でのサウジアラビアの変革の歩みと持続可能な未来へのコミットメントが強調されました。
イベント参加に関する情報
イベントへの参加費は無料でした。全てのイベントは日本語通訳付きで、写真撮影やビデオ撮影も許可されていました。参加申し込みは、それぞれのイベントのフォームから行われました。
サウジアラビア王国館の情報
- Instagram: @ksaexpo2025
- X: @KSAExpo2025_
- YouTube: @KSAExpo2025
- LinkedIn: Saudi Arabia at Expo
- Facebook: KSA Expo 2025
- TikTok: @ksaexpo
- LINE: KSA 大阪万博2025
- Website: https://ksaexpo2025.sa/ja
これらのイベントを通して、サウジアラビア王国館は、2025年大阪万博において戦略的対話を通じてグローバル・パートナーシップを形成する姿勢を示しました。
まとめ
サウジアラビア王国館は、2025年大阪万博のテーマウィーク第2弾「未来のコミュニティとモビリティ」において、未来都市に関する先進的な議論や「クオリティ・オブ・ライフ・プログラム」イベントなどを開催し、積極的な役割を果たしました。 サウジアラビアのビジョン2030に沿った持続可能な未来へのコミットメントを世界に示す機会となりました。