大阪・関西万博:開幕一ヶ月、大屋根リング上の「ウォータースタンド」で熱中症予防対策!マイボトル給水の促進へ
2025年4月に開幕した大阪・関西万博。会場内では、来場者の健康と環境保全を目的とした様々な取り組みが行われています。その一つとして、ウォータースタンド株式会社が提供する浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」が、大屋根リング上の5カ所のトイレ横自動販売機コーナーに設置されています。
ウォータースタンドは、冷水だけでなく温水・常温水も提供しており、来場者はマイボトルを持参することで、いつでも手軽に水分補給を行うことができます。熱中症予防対策として非常に有効な手段であると言えるでしょう。
しかし、開幕から約一ヶ月が経過した現在、マイボトルへの給水率は未だ低い状況です。ウォータースタンド株式会社は、引き続きマイボトルへの給水を呼びかけています。これは、熱中症予防対策だけでなく、ワンウェイプラスチックの削減、そしてCO2排出量削減という環境保全の観点からも重要な取り組みです。
マイボトル給水を促す「ボトルフリープロジェクト」
ウォータースタンド株式会社は、「ボトルフリープロジェクト」を通じて、マイボトルへの給水を推進しています。このプロジェクトは、多様なステークホルダーと連携し、マイボトルの活用によるワンウェイプラスチックボトル削減を目指すものです。
ウォータースタンドは、水道水を浄水して提供するシステムであるため、ボトルの運搬や廃棄に伴う環境負荷を大幅に軽減することができます。同社は、この「ウォータースタンド」の特徴を活かし、プラスチックボトル入り飲料水を「ウォータースタンド」で代替した場合の環境負荷軽減効果を可視化することで、来場者のライフスタイル転換を促しています。
プロジェクトの詳細については、ウォータースタンド株式会社のオウンドメディア「ボトルフリープロジェクト」サイト(https://waterstand.co.jp/bottlefreeproject/)を参照ください。
ウォータースタンド:利便性と環境配慮を両立
ウォータースタンドは、ボトル不要でいつでもおいしい飲料水が利用できる利便性の高さから、個人宅や企業、大学など幅広い場所で利用されています。特に、子育て世帯やSDGs達成に取り組む企業からの支持が高いことが特徴です。
ウォータースタンド株式会社は、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、全国の地方公共団体や教育委員会と連携して「ボトルフリープロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは、誰もがアクセスしやすい水道水を活用した給水スタンドの整備とマイボトル活用促進を柱としています。
環境負荷軽減と健康増進の両立を目指す取り組み
ウォータースタンド株式会社は、「ボトルフリープロジェクト」を通じて、使い捨てプラスチック削減とCO2排出抑制による地球温暖化の緩和、そして水分補給による熱中症予防といった健康増進による気候変動への適応、この両方の実現を目指しています。 同社は、この取り組みへの協力を様々な組織・団体に呼びかけ、日本全国への拡大を目指しています。
ウォータースタンド株式会社について
ウォータースタンド株式会社は、浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」と空気清浄機のレンタル事業を行う企業です。埼玉県さいたま市に本社を置き、2025年4月末現在、全国に66拠点展開しています。1969年3月設立、資本金5,000万円です。代表取締役社長は本多均氏です。
まとめ
大阪・関西万博会場で展開されているウォータースタンドによるマイボトル給水促進は、熱中症予防と環境保全の両面から重要な取り組みです。 今後のマイボトル利用率の向上と、このプロジェクトによる環境への貢献に期待が集まります。

