JAXAベンチャー天地人、2025年大阪・関西万博のマレーシアパビリオンにてマレーシア貿易開発公社主催の「TECHNOMART Malaysia」に参加。マレーシア企業との関係を構築
2025年5月15日（木）、JAXA認定の宇宙ベンチャー株式会社天地人（東京都中央区 代表取締役 櫻庭康人）は、2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）のマレーシアパビリオンにて、マレーシア貿易開発公社／Malaysia External Trade Development Corporation (MATRADE)が開催した「テクノマート マレーシア・ジャパン:宇宙産業に関するB2Bセッション」（以下、TECHNOMART Malaysia）に参加しました。
TECHNOMART Malaysiaとビジネスミーティング
TECHNOMART Malaysiaは、「持続可能な未来を創る：マレーシア・日本の革新技術セミナー」の一環として開催されました。このセミナーは、革新的な技術とビジネスチャンスを探ることを目的としており、エネルギー革新から宇宙産業、Society 5.0に向けた共同研究開発まで、幅広い分野の最先端技術を紹介するものです。天地人は、セミナー内で開催されたTECHNOMART Malaysiaにおいて、マレーシアのハイテク業界の企業11社とビジネスミーティングを行い、関係性を構築しました。
TECHNOMART Malaysiaは、マレーシアのハイテク業界企業がビジネスマッチングを通じて新たなビジネスチャンスを見つけるためのプラットフォームです。「トークシリーズセッション(TS)」と「ビジネスミーティングセッション(BMS)」の2つのセッションで構成され、日本とマレーシアのスペーステック関連企業、団体、大学などが参加しました。当日はマレーシア企業11社、日本企業20社が参加し、お互いの事業紹介とビジネスミーティングセッションが行われました。
「持続可能な未来を創る：マレーシア・日本の革新技術セミナー」詳細
本セミナーでは、モバイル水素充填ステーションや固体水素技術、スペーステックに関する最新のイノベーションが紹介され、参加者はB2Bネットワーキングを通じて新たなビジネスパートナーシップを築く機会を得ました。また、マレーシアと日本の協力による社会的使命に基づく研究開発の未来についても議論されました。
天地人の取り組みと西山のコメント
天地人は、日本国内で培ってきた衛星データ解析技術と現場ニーズの理解を活かし、マレーシアにおいても実用的でアクショナブルなソリューションの展開を目指しています。水インフラや再生可能エネルギーなど、現地の課題に即した業務効率化を実現し、パートナー企業と共に持続可能な社会づくりに貢献するとしています。登壇した西山氏は、「衛星データを『現場で使える』形にすること、それが天地人の使命です」とコメントしました。
マレーシアパビリオン：「調和の未来を紡ぐ」
大阪・関西万博のマレーシアパビリオンは、「調和の未来を紡ぐ」をテーマに、マレーシアの多様な文化と活気ある経済を展示しています。竹のファサードは、マレーシアを象徴する織物であるソンケットを彷彿とさせるデザインで、夜には金色と銀色の輝きを放ちます。このデザインは、マレーシアの多様な文化遺産を強調し、多様性が革新的で包容的かつ持続可能な未来を創造するためのきっかけとなり得ることを示しています。
天地人の今後の展望
天地人は、衛星データを活用したソリューションの可能性をグローバルに発信するとともに、東南アジアをはじめとするグローバル市場での連携と事業拡大を一層加速させていくとしています。
株式会社天地人 会社概要
会社名：株式会社 天地人
所在地：東京都中央区日本橋1丁目4−1日本橋一丁目三井ビルディング5階
代表者：代表取締役 櫻庭 康人
事業内容：衛星データを使った土地評価コンサル
サイトURL：https://tenchijin.co.jp/
Twitter：https://twitter.com/tenchijin_pr
Linkedin：https://www.linkedin.com/company/tenchijin/
「天地人コンパス 宇宙水道局」マガジン（公式note記事）：https://note.com/tenchijincompass/m/mcf0244155615/hashtag/580375
まとめ
2025年5月、JAXAベンチャーである株式会社天地人は、大阪・関西万博のマレーシアパビリオンで開催されたTECHNOMART Malaysiaに参加し、マレーシア企業とのビジネス関係構築に成功しました。衛星データ活用技術を活かしたソリューション提供を通して、マレーシアにおける持続可能な社会の実現に貢献していく姿勢を示しました。
