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大阪万博2025:オランダの食イノベーション50名来日!未来の食を語る

2025年大阪・関西万博:オランダ、食の未来に向けたイノベーションを共有

2025年6月5日から10日にかけて、約50名のオランダの食品業界専門家やイノベーターが来日し、大阪・関西万博において「食の未来」をテーマとした一連のイベントを開催します。これは、サステナブルなパビリオンを出展するオランダ王国大使館による取り組みの一環です。万博期間中は100以上のイベントが予定されており、日蘭両国の企業や団体間の交流、新たな連携の機会創出が期待されています。

オランダの持続可能な食品生産への取り組み

オランダは、持続可能な食品生産において代替タンパク質とヘルシーフードに焦点を当てています。500社を超える企業、著名な大学研究機関、支援的な政府機関が連携する活気あるエコシステムを有し、代替タンパク質分野における世界的なリーダーとして知られています。

オランダ政府は国家タンパク質戦略を導入し、国内のタンパク質作物の生産促進、植物由来タンパク質源の研究開発、食生活における植物由来タンパク質の割合増加を目指しています。さらに、消費者への積極的な働きかけを通じて植物由来食品の受け入れ促進にも取り組んでおり、全国的な啓発キャンペーンや小売主導の価格戦略による消費者エンゲージメントの成功例も存在します。これらの取り組みは、代替タンパク質製品の普及と食生活への導入に貴重な洞察を提供しています。 オランダは、健康、経済成長、イノベーション、責任ある消費に関する国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成に向け、パートナーシップを重視しています。

万博期間中のイベント概要

オランダは、万博期間中に「食の未来」をテーマとした複数のイベントを開催します。イベントは、代替タンパク質(細胞農業、プラントベース食品等)や未来の食の健康・栄養ソリューション(マイクロバイオーム、個別化栄養等)に焦点を当てています。

2025年6月5日(木) セミナー『未来の食料生産のための革新的なソリューション』

2025年6月6日(金) セミナー『消費の変化:需要が未来の食品をどう形作るか』

2025年6月9日(月) シンポジウム『未来の食と健康』

2025年6月10日(火) セミナー『食品は健康イノベーションの次のフロンティア』

オランダパビリオン:コモングラウンド

オランダパビリオンのテーマは「コモングラウンド(共に分かち合い、新たな価値を創る)」です。循環型コンセプトで造られたパビリオン「A New Dawn‐新たな幕開け」は、持続的に利用可能なクリーンエネルギーと日の出を表現した球体を中心に構成されています。球体の内部は360度見渡せるスクリーンとなっており、音と映像の没入体験を提供します。

まとめ

オランダは、2025年大阪・関西万博において、持続可能な食品生産と食の未来に関するイノベーションを積極的に発信します。 これらのイベントは、日蘭間の連携強化と、持続可能で健康的な未来の食料システム構築に向けた国際協力を促進する上で重要な役割を果たすことが期待されます。詳細な参加方法については、https://nlinjp.com/NL-Future-Food-Event をご確認ください。

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