大阪・関西万博 静岡県ブースにて『お茶染め』体験を開催-世界に伝えたい静岡茶の魅力とサステナブルな伝統技術【駿府の工房 匠宿】
2025年6月6日(金)~8日(日)、大阪・関西万博の静岡県ブース「GEO KITCHEN SHIZUOKA」にて、駿府の工房 匠宿(株式会社創造舎、代表取締役:山梨洋靖)が「お茶染め」体験を開催しました。
大阪・関西万博 静岡県ブース「GEO KITCHEN SHIZUOKA」での「お茶染め」体験
静岡の食と自然の魅力を体感できる「ジオキッチン静岡」は、2025年6月6日(金)~8日(日)の3日間、大阪・関西万博に出展されました。 静岡の食の魅力を、地理・地形、歴史、文化など多角的にアピールすることをコンセプトとしています。その体感ゾーン「SHIZUOKA ADVENTURE」において、静岡茶を活用した染め物『お茶染め』体験がワークショップとして開催されました。
サステナブルなお茶染め:静岡茶の魅力を発信
静岡県は全国有数のお茶の生産地です。「お茶染め」は、お茶の製造工程でどうしても出てしまう、商品にならない部分の茶葉を染料として使用します。使用後の茶殻は堆肥として加工し畑へ戻すことで、地域資源の有効活用とサステナビリティの取り組みを同時に実現しています。この「お茶染め」は、静岡県が世界に誇るお茶文化と、自然素材を活かした伝統的な染色技術を融合させたものです。
お茶染めワークショップ:オリジナル巾着づくり
ワークショップでは、参加者は「お茶染め」された巾着に、好きな柄の判子を押して、オリジナルのお茶染め巾着を作成しました。判子のデザインは、静岡県イメージキャラクターの『ふじっぴー』や『GEO KITCHEN SHIZUOKA』のロゴ、静岡をイメージさせる『富士山』や『静岡おでん』、伝統工芸品の『駿河竹千筋細工』など、多様な選択肢が用意されていました。体験時間は20~30分程度で、どなたでも簡単に楽しめるワークショップとなっていました。
ワークショップ概要
- 展示場所: 静岡県ブース「GEO KITCHEN SHIZUOKA」、フューチャーライフゾーンギャラリーWEST
- 開催日時: 2025年6月6日(金)~6月8日(日) 10:00~20:00
- 参加方法: 現地参加、予約不要
駿府の工房 匠宿について
静岡市の伝統工芸体験施設「駿府匠宿」は、2021年より株式会社創造舎が運営を引き継ぎ、「駿府の工房 匠宿」としてリニューアルしました。「歴史と未来を結ぶ場所」をコンセプトに、駿河竹千筋細工・陶芸・藍染・お茶染め・木工指物・漆など、様々な伝統工芸の体験を提供しています。一線で活躍する職人を工房長として招聘し、ものづくり体験の提供と、工芸職人の後継者候補輩出を目指しています。 さらに、地元の和菓子屋や養蜂場と連携したカフェなども併設し、地元文化継承の拠点としての役割も担っています。
ホームページ:https://takumishuku.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/sunpu_takumishuku?igsh=bDRubmt6Y21obHhn&utm_source=qr
まとめ
2025年大阪・関西万博の静岡県ブースでは、駿府の工房 匠宿による「お茶染め」体験が好評のうちに終了しました。サステナブルな取り組みと静岡茶の魅力を融合させたこのワークショップは、多くの来場者に静岡の伝統文化と自然への配慮を伝える機会となりました。


