パーソルダイバース、大阪・関西万博TEAM EXPOパビリオンでニューロダイバーシティ推進活動を紹介
2025年8月1日、パーソルダイバース株式会社は、2025年4月から開催されている大阪・関西万博のフューチャーライフヴィレッジ内「TEAM EXPOパビリオン」に共創パートナーとして参加しました。「ニューロダイバーシティ×生成AI」をテーマに、日本最大級のAIコミュニティ「CDLE」との活動を展示しました。
ニューロダイバーシティと生成AIの融合：万博での展示内容
パーソルダイバースは、CDLE生成モデルグループと協働し、ニューロダイバーシティ推進活動を紹介しました。ニューロダイバーシティとは、脳や神経の特性の違いを多様性と捉え、相互に尊重し、社会の中で活かそうとする概念です。展示では、日常行動や働きやすい環境、集中できる時間帯などをテーマに、脳の働き方の違いを理解し、日常行動の変化につながる気づきを得られる内容となっています。来場者は、楽しみながらニューロダイバーシティにおける「違いの大切さ」や「多様な視点」への理解を深めることができました。
TEAM EXPO2025は、「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献することを目指すプログラムです。政府機関、自治体、企業、NGO、NPOなど400以上の団体が賛同し、2,000件以上のプロジェクトが登録されています。パーソルダイバースは、この趣旨に賛同し、CDLE生成モデルグループと共にニューロダイバーシティ推進プロジェクトに取り組んでいます。
パーソルダイバースとCDLE生成モデルグループの活動：ニューロダイバーシティ社会実装の可能性を探る
パーソルダイバースは、障害者雇用を担う特例子会社として、障害特性や能力を活かした多様な雇用モデル創出に取り組んでいます。先端IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」を運営し、発達障害者の特性を強みに変え、AIやデータサイエンス分野での活躍を支援しています。全国5拠点で100名以上の利用者がおり、データアナリストや機械学習エンジニアなどの職種への就職者を輩出しています。
CDLEは、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施するG検定・E資格合格者のみが参加できる日本最大級のAIコミュニティです。「学ぶ」「繋がる」「使う」を理念に、10万人以上の会員が交流し、アウトプットする場を提供しています。CDLE生成モデルグループは、CDLE内の有志グループで、生成AIの利活用に焦点を当てた活動を行っています。
パーソルダイバースとCDLE生成モデルグループは、発達障害のある人の強みや能力の活かし方、支援の在り方を研究しています。「Neuro Dive」の利用者や支援員が参加するプロジェクトでは、先端技術に関するディスカッションやハッカソン、IT就労現場を想定した疑似就労体験などを通じて、ニューロダイバーシティ社会実装の可能性を検証してきました。TEAM EXPOイベントにも5回出展し、活動内容を紹介しました。
主な活動内容
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データサイエンスや生成AI活用などの特別講座: CDLEの現役エンジニアを講師に迎え、生成AIの活用法やデータサイエンスの基礎などを学ぶ特別講座を実施。実践的なプレゼンテーションと質疑応答を通して、参加者は具体的なアドバイスや技術の応用方法を学びました。
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はたらく現場を想定した現役エンジニア指導による疑似プロジェクト: 「Neuro Dive」利用者を対象に、ビジネス現場を想定した疑似プロジェクトを実施。CDLEの現役エンジニアが講師となり、データ分析による課題解決提案やアプリケーション作成、チーム業務に必要なスキルを実践的に学びました。
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TEAM EXPOイベントでのニューロダイバーシティ啓発活動: ニューロダイバーシティ理解促進のため、大阪府内で開催されたTEAM EXPOイベントに5回参加し、ブース出展やステージ発表を行いました。行政機関、民間企業、一般来場者との交流を通じて、ニューロダイバーシティの認知拡大と共感の輪を広げました。
パーソルダイバースは、今後も違いや多様性を活かすニューロダイバーシティ推進と、障害特性を強みとして活躍できる雇用モデルの創出に貢献していきます。
パーソルダイバース株式会社について
パーソルグループの特例子会社として、「障害者雇用を成功させる。そして、その先へ。」をミッションに、障害者の多様な働き方と可能性の創出に取り組んでいます。多様な業務受託サービス、障害者のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」、就労移行支援事業所「ミラトレ」「Neuro Dive」の運営、企業の雇用課題を支援するサービスなどを提供しています。
まとめ
パーソルダイバース株式会社は、大阪・関西万博TEAM EXPOパビリオンにおいて、CDLE生成モデルグループと連携し、「ニューロダイバーシティ×生成AI」をテーマとした展示を行いました。 これは、ニューロダイバーシティの推進と、障害特性を強みとする雇用モデル創出に向けた取り組みの一環であり、多様な参加者との交流を通して、社会全体の理解促進に貢献する活動でした。
