2025年大阪万博:ブラックモンブランの竹下製菓が手がける「EARTH SWEETS」で、酒米の糠を使った米粉チュロスが登場!
2025年開催の大阪・関西万博で、注目を集めるスイーツがあります。それは、「ブラックモンブラン」で知られる竹下製菓のブース「EARTH SWEETS~Presented by Takeshita Seika~」で販売されている、酒米の糠を使った米粉チュロスです。このチュロスは、京都伏見の玉乃光酒造と米粉チュロスジャパンとのコラボレーションによって実現しました。
“廃棄しない酒造り”のその先へ。「副産物」を価値に変える挑戦
玉乃光酒造では、酒米を40%以上磨いた後に残る糠を、米粉として活用しています。通常、精米時に出る糠は、ぬか漬けやこめ油の原料、飼料などに利用されますが、需要が追い付かず廃棄されるケースも少なくありません。 玉乃光酒造は、この糠をもっと有効活用したいという思いから、米粉チュロスジャパンとの共同開発に至りました。
酒米の糠が、もっちりチュロスに大変身!
竹下製菓は2024年に米粉チュロスジャパンをグループ会社化しました。「EARTH SWEETS」では、国産米粉を使用したグルテンフリーのチュロスを提供しています。米粉チュロスジャパンは2011年の創業以来、国産米粉と米ぬかから精製された米油のみを使用するこだわりを持っています。今回のチュロスは、酒米の糠の中心部に近い白い部分を米粉として、通常の米粉とブレンドすることで、食感や風味を損なうことなく、むしろおいしさが増し、フードロス削減にも貢献しています。もっちりとした食感と自然な甘みが特徴で、老若男女問わず人気を博しています。
ユニークなビジュアルも魅力!文字チュロスで万博を盛り上げる
「EARTH SWEETS」では、大阪万博公式キャラクター「ミャクミャク」のカラーである赤と青の2色で「おおさか」「大阪」の文字をかたどった「文字チュロス」も販売されています。写真映えも抜群で、多くの来場者の目を引いています。スタンダードな形のチュロスも多数のフレーバーが用意されており、選ぶのに迷ってしまうほどです。
日本酒とのマリアージュも楽しめる
「EARTH SWEETS」では、玉乃光酒造の看板商品である「純米大吟醸 備前雄町100%」の小瓶も販売しています。日本酒とスイーツの組み合わせは、新たな食体験を提供しています。
「おいしい×楽しい×やさしい」サステナビリティの輪を広げる
この取り組みは、「おいしい×楽しい×やさしい」をキーワードに、フードロス削減や価値創造を分かりやすく伝えることを目指しています。玉乃光酒造は、日本酒という文化を未来につなげるため、持続可能な社会の実現に積極的に取り組んでいます。副産物を活用することで新たな価値を創造し、未来の笑顔につなげていくという理念を体現しています。
おいしさを通して伝えられるサステナビリティ。その取り組みは、大阪万博から世界へと広がっていくでしょう。
会社概要
玉乃光酒造株式会社
代表取締役社長 羽場洋介
本社所在地:京都市伏見区東堺町545-2
公式サイト:https://www.tamanohikari.co.jp
竹下製菓株式会社
代表取締役社長 竹下真由
本社所在地:佐賀県小城市小城町池上2500
公式サイト:https://takeshita-seika.jp
米粉チュロスジャパン株式会社
代表取締役社長 長谷川友紀
本社所在地:福岡県福岡市博多区住吉5-23-1
公式サイト:https://dannychurros.com
