白と黒が織りなす日本の伝統文化を堪能。万博を舞台にしたイベント「白と黒の伝統　書と囲碁の世界」が2025年6月6日(金)～8日(日)に開催！

株式会社毎日新聞社が、2025年6月6日(金)～8日(日)の3日間、開催中の大阪・関西万博（大阪市・夢洲）にてイベント「白と黒の伝統　書と囲碁の世界」（協力：毎日書道会、日本棋院、関西棋院）をEXPOメッセ「WASSE」で開催します。このイベントは、アジアで発祥し日本で独自の発展を遂げた書と囲碁という日本の伝統文化の魅力を国内外に発信するものです。

最高峰の書家679点の作品と、本因坊戦大盤解説会が楽しめる3日間

本イベントでは、戦後間もなく始まり、2025年で76回目を迎える国内最大の公募展「毎日書道展」を中心に発展してきた現代日本の書を、大作から色紙まで679点もの作品で紹介します。 エントランスエリアには、国内外で活躍する代表的な書家10名の招待作品を展示。中野北溟さん「はれやか」（高さ81センチ×幅81センチ）、石飛博光さん「富士山」（高さ240センチ×幅1653センチ、成田山書道美術館蔵）など、仲川恭司さん、赤平泰処さん、薄田東仙さん、遠藤彊さん、下谷洋子さん、中原志軒さん、永守蒼穹さん、北野攝山さんといった著名な書家の作品が並びます。さらに、作品展示エリアには一流書家による大型作品201点、色紙468点が展示され、多彩な書の世界を堪能できます。招待作品10点と作者メッセージは「書と囲碁の世界」サイト（https://www.mainichi.co.jp/event/culture/osaka/Expo2025Japan_OsakaKansai_Shodo.html）に掲載されています。

6月6日正午からはオープニング式典を開催し、招待書家による席上揮毫を披露します。6月6日には石飛博光さん、下谷洋子さんが、7日には中西浩暘さん、小林琴水さん、神田浩山さんが、8日には小竹石雲さん、北野攝山さん、藤野北辰さんがそれぞれ席上揮毫を行います。また、7日と8日には国際高校生選抜書展（書の甲子園）で活躍する高校生による書のパフォーマンスも実施。6日と7日には、来場者が書家の指導で書に親しめるワークショップも開催されます。

囲碁の魅力を体感！本因坊戦大盤解説会やこども囲碁フェスティバルも開催

囲碁は日本を代表するマインドスポーツであり、世界中で愛好されています。2018年には井山裕太さんが国民栄誉賞を受賞したことからもその人気が伺えます。2024年9月には一力遼本因坊が第10回応氏杯世界選手権で優勝を果たし、日本代表として19年ぶりに世界一に輝きました。

本イベントでは、6月6日午後1時半から、一力遼本因坊と芝野虎丸十段が対局する「第80期本因坊決定戦五番勝負第3局」（大阪府守口市で開催）の大盤解説会を開催します。解説は結城聡九段、聞き手は佃亜紀子六段が務めます。対局映像や盤面図を会場のプロジェクターで映し、次の一手クイズなども予定しています。また、7日と8日には「万博こども交流囲碁フェスティバル」を開催。幼稚園児から小学生まで100人以上の子供たちが集まり、級位棋力認定戦やこども本因坊クラス（決勝は8日14時10分）が開催されます。大盤解説会、こども囲碁フェスティバルともに観覧は自由です。

イベント日程詳細

2025年6月6日（金）

• 12:00 オープニング式典・席上揮毫（石飛博光さん、下谷洋子さん）
• 13:30 第80期本因坊戦第3局大盤解説会（解説：結城聡九段、聞き手：佃亜紀子六段）
• 14:00、16:00 書道ワークショップ

2025年6月7日（土）

• 10:00 万博こども交流囲碁フェスティバル 級位棋力認定戦
• 13:30 席上揮毫（中西浩暘さん、小林琴水さん、神田浩山さん）
• 15:00 高校生書道パフォーマンス（滋賀・伊吹高校、京都・洛西高校）
• 12:30、14:30、16:30 書道ワークショップ

2025年6月8日（日）

• 10:00 万博こども交流囲碁フェスティバル こども本因坊クラス
• 11:00 高校生書道パフォーマンス（大阪・上宮高校、兵庫・芦屋高校）
• 13:00 席上揮毫（小竹石雲さん、北野攝山さん、藤野北辰さん）
• 14:10 こども本因坊クラス決勝

開催概要

• 会期: 2025年6月6日(金)～8日(日) 午前10時～午後7時（最終日午後4時まで）
• 会場: 大阪・関西万博会場内 EXPOメッセ「WASSE」北側（大阪市此花区・夢洲）
• 観覧料: 無料（万博会場への入場券が必要）
• 主催: 毎日新聞社
• 協力: 毎日書道会、日本棋院、関西棋院
• 協賛: 華道家元池坊、大阪商業大学、LABO―K学園 からたち幼稚園、センコーグループホールディングス、大正大学、大和ハウス工業、辰巳工業、阪急電鉄
• 助成: 一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会（SART RAS）共通目的基金

毎日新聞社は、日本の伝統文化である書と囲碁を通じて、万博という国際的な舞台で、文化交流と次世代への継承を目指しています。