多彩な関西に映える、貴州の風:2025年大阪・関西万博「貴州ウィーク」開幕
2025年6月5日、株式会社アジア太平洋観光社(本社:東京都港区 代表取締役社長:劉莉生)が定期的に発信する日中間の観光、製品、芸能プロモーション事業の一環として、「多彩な貴州・グリーンな未来」をテーマにした2025年大阪・関西万博「貴州ウィーク」が、万博会場内の中国館で開幕しました。
開幕式には、中国国際貿易促進委員会代表、中国駐大阪総領事館代表、日本国際博覧会協会代表、貴州省の友好都市代表、各国パビリオンの代表など約100名が参加し、貴州の魅力を体感しました。
開幕式では、ミャオ族の舞踊「踩鼓舞」やトン族の合唱「天地人間充满爱」といった貴州の特色豊かな舞台演出が披露され、会場を盛り上げました。ろうけつ染め、刺繍、銀細工などの無形文化遺産や、白酒、お茶、刺梨といった特産品も展示され、貴州の文化と自然資源が紹介されました。
貴州代表団の団長である苗宏氏(貴州省貿易促進委員会会長・博覧局局長・国際商会会長)は、今回の「貴州ウィーク」が多くの来場者の関心を集め、貴州への関心と訪問意欲を高めたと述べました。苗氏は、習近平国家主席が貴州を「公園省」と評し、「最も訪れる価値のある地域」、「一生に一度は行くべき場所」と称賛したこと、また米国の『ナショナルジオグラフィック』で世界の25大観光地の一つに選ばれたことを紹介しました。さらに、貴州が醬香型白酒の発祥地であり、茅台酒はその象徴であると述べ、「経済・貿易・文化観光推進会」「無形文化遺産技術演出」「村T民族ファッションショー」など10以上のイベントを通じて、世界に貴州の魅力を伝え、国際交流と協力を促進することを目指すと語りました。
中国館館長である鄔勝榮氏(中国貿促会展示管理部部長)は、貴州の抹茶などの特産品が日本でも人気を集めていること、貴陽と大阪間の直行便が両地の架け橋になっていることを挙げ、今回の活動が中日間のみならず世界との協力の橋となることを期待すると述べました。
薛剣総領事は、貴州が独自の生態文明の実践とグリーン発展で中国の物語を綴ってきたこと、新エネルギー電池、電子情報、先進装備製造などの産業集積、そして茅台酒に代表される醬香型白酒が世界的に高く評価されていることを強調し、日中の経済協力が年々深化し、成果を上げていると述べました。
日本国際博覧会協会国際局執行ディレクター・永野光氏は、貴州が映画監督・畢贛氏の故郷であり、彼の作品『狂野時代 Resurrection』が第78回カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞したことを紹介し、貴州の文化や特産品に触れた感想を述べました。
日中経済協会関西本部の今村健二事務局長は、貴州が白酒、新エネルギー、ビックデータ、医薬、観光といった特色産業で顕著な成果を上げており、今後の高成長にも期待していると述べ、貴州ウィークをきっかけに日本の皆様が貴州の魅力に触れ、理解を深めてほしいと語りました。
佐賀県小野雅裕副部長は、佐賀県と貴州省の友好関係と協力について触れ、両地の「特別な縁」を強調しました。
「貴州ウィーク」は3日間開催され、開幕式や「貴州経済・貿易・文化観光プロモーション会」を含む全12件のイベントで構成されました。これは貴州省政府が公式代表団として、海外の総合型国際博覧会に初めて参加する取り組みです。
開幕式当日には、「貴品臻韵・世界共有――“貴”シリーズブランド展」「貴州映像・世界の宝――貴州写真展」も開催され、写真・実物・デモンストレーション・体験などを通じて、貴州の文化、自然景観、科学技術成果、経済発展、特産品を紹介しました。
万博会場の中国館では「黔芸匠心・世界共賞――貴州無形文化遺産技芸公演」も開催され、玉屏の笛、大方漆器、ミャオ族の民族衣装など国家級の無形文化遺産の静態展示と、台江の銀細工、丹寨のろうけつ染め、剣河の錫刺繍などの実演が行われました。「貴州『村T』民族ファッションショー」も不定期に開催されました。
多くの来場者が展示ブースを訪れ、写真撮影などを行いました。来場者のコメントとして、貴州への関心の高まりや、茅台酒や貴州の文化への好意的な意見が紹介されました。
「貴州活動週」は今後、大阪や東京など複数都市にて「貴州経済・貿易・文化観光プロモーション会」などのイベントを開催予定です。
株式会社アジア太平洋観光社について
日本と中国は古来より交流の深い隣国同士です。弊社は日中両国の相互理解の促進を目指して、様々な文化活動を企画運営しています。今後も国内外の文化団体等と連携し、中国の伝統文化を日本に紹介するとともに、日本のインバウンド事業にも寄与し、日中両国の友好関係を深化させるべく貢献していきたいと考えています。
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