2025年6月8日、大阪・関西万博で「共感に基づく経済、共助の社会を創る」をテーマに提言・討議イベント開催!
2025年6月8日(日)15時~16時30分、大阪・関西万博のフューチャーライフビレッジ(FLV)Team Expo パビリオンにて、「共感に基づく経済、共助の社会を創る」をテーマとしたイベントが開催されます。本イベントは、対面とオンライン(YouTube配信)の両方で参加可能です。
未来社会に向けた共感経済と共助社会の探求
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)が推進する基幹プロジェクト「ステークホルダー・ESG 経営とエシカル消費・サステナブル調達の促進による共感経済の実現」の一環として開催される本イベントは、「いのち会議」が共催します。「いのち会議」は、年齢や立場、国境といったあらゆる境界を超えて、人々が共に考え、語り合い、行動することを目指す取り組みです。
大阪大学SSIは、持続可能な社会構築に経済的な支えが不可欠であると考え、その実現に向けた経済体制を「共感経済」と定義しています。 共感経済とは、生産者と消費者が互いの共感と行動によって支え合う経済システムです。現代のグローバル化・複雑化した経済において、このシステムの実現が課題となっています。 公益社団法人経済同友会が提唱する「共助資本主義」も、同様のアプローチをとっていると大阪大学SSIは考えています。
2050年までの25年間で、共感経済の実現に向けた具体的な道筋をつけることを目指し、「すべてのいのちが輝く未来社会」の実現を目指した議論が行われます。
イベント概要
テーマ: 共感に基づく経済、共助の社会を創る
日時: 2025年6月8日(日)15:00~16:30
場所: 大阪・関西万博フューチャーライフビレッジ(FLV)Team Expo パビリオン & オンライン
- 対面:Team Expo パビリオン(https://maps.app.goo.gl/x2DaxZWaPRdpezXM6)
- オンライン:YouTube配信(https://www.youtube.com/channel/UCEIhGgPGP24D8Zl8gWvHgzQ)
プログラム:
- ご挨拶:堂目 卓生氏(大阪大学総長補佐・社会ソリューションイニシアティブ長)
- 話題提供1:伊藤 武志氏(大阪大学社会ソリューションイニシアティブ教授)「共感にもとづく経済づくり」
- 話題提供2:山本 容平氏(KOA株式会社 経営管理イニシアティブ 経営戦略センター ゼネラルマネージャー)「Essential parts of the world ~ 信州 伊那谷から世界へ ~」
- 話題提供3:平瀬 錬司氏(サステナブル・ラボ株式会社 代表取締役)「すべての経済活動を、SXする」
- 話題提供4:下村 委津子氏(認定NPO法人環境市民 副代表)「共感に基づく経済、共助の社会を創る―みんなでどうつくるか、語り合おう」
- 学生発表:大阪大学2回生によるお笑い業界のESG調査報告(中野敬史氏、眞鍋佳偉氏、岡本健太郎氏)
- ディスカッション
参加定員: オープンなスペースで、椅子は20席程度用意されています。
実施体制:
- 主催:いのち会議、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
- 後援:関西SDGsプラットフォーム大学分科会
- 事務局:いのち会議 事務局、大阪大学SSI
共創チャレンジ: 本イベントはTeam Expo 2025の共創チャレンジ「ステークホルダー・ESG 経営とエシカル消費・サステナブル調達の促進による共感経済の実現」としても実施されます。(https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/C10447)
主催者紹介
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)
2018年に設立されたシンクタンクで、社会課題の解決と持続可能な共生社会の実現を目指しています。2050年の「命を大切にし、一人一人が輝く社会」を目指して活動しています。(ウェブサイト:https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/)
いのち会議 事業推進協議会
「いのち」をテーマに、グローバルなムーブメントを目指し、産官学民による共創を通じて2025年大阪・関西万博において「いのち宣言」を発信します。2025年以降も活動継続し、SDGsの推進と次のゴールの構想に取り組みます。(ウェブサイト:https://inochi-forum.org/)
KOA株式会社、サステナブル・ラボ株式会社、認定NPO法人環境市民について
イベントには、KOA株式会社、サステナブル・ラボ株式会社、認定NPO法人環境市民の関係者も登壇します。
本イベントは、大阪・関西万博という場を活かし、共感経済と共助社会の実現に向けた重要な議論の場となることが期待されます。