河瀬直美監督＆スペシャルゲストトークイベント「NARAtive＠EXPOホール」開催レポート：2025年6月12日
2025年6月12日（木）、大阪・関西万博会場内東ゲートゾーンEXPOホール「シャインハット」にて、河瀬直美監督＆スペシャルゲストトークイベント「NARAtive＠EXPOホール」が開催されました。本イベントは、有限会社組画が、奈良県とNARAtive撮影地ネットワーク協議会の共催のもと実施したものです。
奈良から世界へ：映画を軸に未来を考える
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする大阪・関西万博を舞台に、本イベントは「映画」が地域未来や世界のためにどのような役割を果たせるのかを議論する場となりました。「NARAtive」プロジェクトは、河瀬直美監督がエグゼクティブディレクターを務める、15周年を迎えた「なら国際映画祭」の一環として、若手映画監督を招き、奈良の市町村を舞台に映画制作を行うプロジェクトです。美しい奈良の風景や人々の暮らしを物語を通して世界に発信することで、今と未来、奈良と世界をつなぐことを目指しています。
NARAtive@EXPOホール：イベント詳細
開催日時: 2025年6月12日（木）13:00～16:00 ※12:00 開場
会場: 大阪・関西万博会場内 東ゲートゾーン EXPOホール「シャインハット」
参加方法: 事前予約（万博チケット購入後にイベント予約）、先着順（当日予約なしでの来場も可能）
登壇者:
- 河瀬 直美（大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー兼なら国際映画祭エグゼクティブディレクター）
- 山下 真（奈良県知事）
- 別所 哲也（なら国際映画祭 アンバサダー）
- 三船 美佳（なら国際映画祭 アンバサダー）
- 加藤 雅也（なら国際映画祭 特別顧問）
- ハイヒール・リンゴ（特別ゲスト）
主催: テーマ事業プロデューサー 河瀬直美
共催: 奈良県 / NARAtive 撮影地ネットワーク協議会
イベントでは、奈良県知事 山下 真さんやなら国際映画祭アンバサダー 別所 哲也さん、三船 美佳さん、なら国際映画祭特別顧問 加藤雅也さん、そして特別ゲストのハイヒール・リンゴさんらと共に、河瀬監督が「NARAtive」プロジェクトについて語り合いました。会場入り口には奈良のご当地キャラクターが集結し、イベントを盛り上げました。
NARAtive作品 特別上映会
トークイベントに加え、「NARAtive」プロジェクトで制作された全9作品の特別上映会が、6月12日（木）～20日（金）の9日間、河瀬直美がプロデュースするシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」にて開催されました。
開催日時: 2025年6月12日（木）～6月20日（金） 各日19:00～
会場: 大阪・関西万博 シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」
内容: 「NARAtive」プロジェクトで制作された全9作品の特別上映（日替わり）、上映作品の撮影自治体による展示（日替わり）
参加方法: 予約不要。先着順でのご案内。（各回、受付開始は18:30を予定。上映中の途中入場、途中退場は不可）
6月12日（木）の初回上映後には、「祈-Inori-」監督であり、「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」のエンディングムービーも制作したペドロ・ゴンザレス・ルビオ監督と河瀬直美監督によるトークセッションが行われました。
有限会社組画について
本イベントは、有限会社組画によって企画・運営されました。
まとめ
2025年6月12日に開催された「NARAtive＠EXPOホール」は、映画を媒介とした地域活性化と国際交流の可能性を示す、盛況のうちに幕を閉じました。 河瀬直美監督をはじめとする豪華ゲスト陣によるトークセッションや、「NARAtive」プロジェクト作品の上映会は、多くの来場者に感動と刺激を与えたことでしょう。 本イベントが、未来社会への展望を示す一助となったことは間違いありません。
