2025国連海洋会議&大阪万博中継:持続可能な海洋への道

2025年:持続可能な海洋の実現を目指して 国連海洋会議開催のニースと大阪・関西万博を中継で結ぶ

公益財団法人笹川平和財団は、2025年6月9日(月)~13日(金)の5日間、フランス・ニースで開催された第3回国連海洋会議(UNOC3)と、大阪・関西万博のブルーオーシャンドームを同時中継で結び、「UN Ocean Conference Week」を開催しました。このイベントは、持続可能な海洋の実現に必要な要素について議論し、特に国連海洋会議に参加した主要関係者の視点を日本と世界に発信・共有することを目的としていました。

UNOC3では、海洋保全、海洋科学、資金供与、海洋汚染対策、持続可能な漁業、海洋経済、気候変動・海洋生物多様性、地域協力、食糧安全保障、関連海洋法など、重要な課題について集中的な議論が行われ、将来的な取り組みを規定する成果文書が採択される予定でした。2025年は、UNOC3に加え、アフリカ開発会議(8月、横浜)、国連気候変動枠組条約締約国会議(11月、ブラジル)など重要な国際会議が開催される予定であり、「海洋のスーパーイヤー」と呼ばれていました。また、「海の豊かさを守ろう」などの持続可能な開発目標を掲げた「国連海洋科学の10年」も、折り返し地点を迎えていました。

笹川平和財団は、「海洋を通じた平和な世界の実現」を目指し、科学的根拠に基づく政策形成を推進、国際連携を強化しながら海洋保護のための活動を世界で展開しています。UN Ocean Conference Weekは、その一環として開催されたものです。

UN Ocean Conference Week スケジュール

以下に、UN Ocean Conference Weekのスケジュールを示します。プログラム内容、時間、登壇者は予告なく変更される可能性があります。

日時 イベント名 登壇者(敬称略)
6月9日(月) 一つの海洋科学会議 – その成果と課題 ビダー・ヘルゲセン (UNESCO政府間海洋学委員会-IOC事務局長)、道田豊 (UNESCO政府間海洋学委員会, UNESCO-IOC, 議長・東京大学大気海洋研究所特任教授)
6月10日(火) ブルーエコノミー・ファイナンス・フォーラム – 結果概要と将来展望 イラナ・シード パラオ(パラオ駐国連大使・ブルーエコノミー・ファイナンス・フォーラム運営委員会共同議長)
6月11日(水) UNOC 3 サイドイベント 持続可能な海洋の実現に向けた社会協働と国際連携 - ニースから世界へ向けた戦略提言 詳細はこちら
6月12日(木) UNOC3 -民間企業の取り組みと社会協働 アルフレッド・ギロン(世界経済フォーラム 海洋行動課題と海洋行動の友部長)、角南篤(笹川平和財団理事長)
6月13日(金) UNOC3 ー 成果、課題、将来展望 ピーター・トムソン(国連事務総長海洋特使)、角南篤(笹川平和財団理事長)

UN Ocean Conference Weekの各イベントは、ライブ配信およびアーカイブで視聴することができました。

会社概要

公益財団法人笹川平和財団

このイベントを通して、地球と海、人間、社会について考える機会が提供されました。

まとめ

2025年6月、笹川平和財団は、ニースで開催されたUNOC3と大阪・関西万博のブルーオーシャンドームを中継で結び、UN Ocean Conference Weekを開催しました。このイベントは、持続可能な海洋の実現に向けた議論の場を提供し、国連海洋会議の主要関係者の視点を世界に発信することを目的としていました。 様々なセッションを通して、海洋に関する重要な課題と将来展望が議論されました。

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